ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

感想

前回も書きましたが、高塚氏の本はほとんど読みました。そんな中で、高塚氏がダイエー福岡三点セットをどのように再建していくかのルポがかなり分厚い400ページに渡る本がこれです。 この本にあちこちに、高塚氏はどのように行動し、発言したかについて書か…

高塚氏の本は数多く、内藤はほとんど買って読んだので、どれを薦めてよいか困ります。要は全部読んで欲しい(笑)のですが、実際のところは、氏の語ることはかなり重複しているので、とりあえず数冊読めば良いかと思います。そうした中で、氏のエッセンスがコ…

中小企業のビジネスをどう設計したらいいのかについて解説している本です。参考になりそうなことが多くありました。ただまあ、この本は氏のセミナーのイントロダクションみたいなものなので、これに興味を持ったら、竹田氏の経営するランチェスター経営株式…

いまさらランチェスター経営か〜、と思ったのが読む前の内藤でしたが、読んでみるとどれもこれも、おおっと叫びたくなるようなことばかり。内藤が実感として感じてきたことが、この本では法則として語られ、さらに内藤がまだ知らないルールについても教えて…

氏の前著の「営業マンは断ることを覚えなさい」や「営業マンは断ることを覚えなさい 戦闘編」と同じ主張を、さらに分かりやすく集約して述べた本。中小企業の営業向き。集客の段階からビジネスを設計するので、少なくとも特定の商品についてのマーケティング…

この本はビジネスにおいて、一般的な思考法を訓練するトレーニング本です。ビジネス現場において、どのように考えればよいのか、どういう落とし穴があるか、どういう風にチェックすればミスが減るか、どのようにコミュニケーションすればよいのか、等につい…

んー、まあ、起業についての最初のコースターに書いたアイデアから始めて、海外進出やIPOに至るまで、段階を追って、手順や注意点が書かれた本。役に立つかどうかは内藤にはまだ分からないです。役に立ちそうかな?、っていう感じです。 ただ、この本はイギリ…

字は大きいし、図も多くて、内容が薄そうに見えますが、レポートや報告書などの要点を絞り、かつ、効果的な文章を書くための要点を分かりやすく解説した本です。パワー0,1,2,3,4と要点を分類し、それぞれがどういう関係にあり、どういう文章で使うべきかにつ…

カラー写真満載のこの本は、IDEOが関わった多くのプロジェクトについて、どのようなきっかけでそのデザインに至ったのか、途中のデザインはどんなだったか、結果としてデザインはどうなったかについて、多くの事例で工業デザインを通じたイノベーションが学…

もはやここに書かれていることはある意味常識かもしれません。例えば、 インターネットを旧来の情報メディアの延長で見てしまうと、表現された内容の質だけを問題にしてしまう。しかし、そうではないのだ。はっきりと言おう。「インターネットは読む場所では…

PCの顧客サポートとは何ぞや、と思っていた内藤ですが、そのサポートの意味と重要性が理解できた、とても勉強になった本です。コールセンターの仕組みなども解説されています。特に内藤としては下記の部分に感銘を受けました。 「修理の人間が行くことは簡単…

これは今更かもしれない。でも内藤にとっては、結構大事なことが書いてあって紹介したい本なのです。下記の引用のところ。 もう一つおかしいと思ったのは、コンピューターショップを経営している人が、パソコンに関してほとんど知識を持っていない点だった。…

この本は、マクドナルドのビジネスをどのように氏が工夫したかについて書かれており、旧版は1986年出版なので少し古い面もあります。しかし、今でも十二分に役に立つビジネスの知恵が詰まっている貴重な四冊です。 例えば、いくつか見出しを抜き出すと、 業…

前回、前々回に紹介したダイエーと中内氏に関する本はジャーナリストによるルポでしたが、こちらは公式版とも言える氏の自叙伝。こちらは、「中内功二〇〇時間語り下ろし」や「カリスマ」を読んでいると、なるほど公式見解としてはこうなるのか、と裏読みで…

前回紹介した「中内功二〇〇時間語り下ろし」と比べると、中内氏の過去や闇に切り込んでおり、佐野氏が訴えられたのもなるほどなあと思わせる、遠慮のなさで、前著と合わせて読むと中内氏の心の闇や苛烈さが良く分かる一冊となっています。 とはいえ、一方的…

いまや久しく経営危機にあるダイエーグループですが、その成長と危機から日本の経済の歴史が学べる良い教材となっています。どういう時代背景から急成長を遂げたのか、そして、どのように経済状況が変わることにより、経営が難しくなったのかが学べます。 特…

人生を生きているといろんなことがある。ときどき挫けそうになったり、途方にくれたりします。そんなとき、せっせと本を読んでいても、何もかも無駄ではないか、と思えるときすらあります。そんなときに勇気付けられる本がこの本。本を読んでいるとどんなに…

いろいろと有名な七人が、読書は素晴らしいよね、と語った、読書へのいざない本であり、読書している人へは応援歌となっている本。 これまであまり本を読んでいなかった人はこれを読んで、本でも読んでみようかな、と思って欲しいし、本を読んでいる人はこれ…

宅配弁当についてのノウハウはあまり書かれていない。内容はそんなに濃くないのだが、最初に書かれている「事業に失敗するこつ 十二箇条」が味わい深い。弁当宅配というと、結構アナクロなビジネスのように見えるし、人力で頑張って、と見えるが、やはりそこ…

通販について、特に『通販生活』について知りたければまず読むと良い一冊。新書で薄く読みやすく、それでいて氏のあれこれ試行錯誤した後を率直に語ってくれています。通販や広告で物を売ろうと思っている人には必読の一冊。これに感動したら、前に紹介した…

ええと、これも良い本です。いま絶版なので残念ですが、通販をやろうと言う人、広告+カタログで物を売ろうと言う人には必読な内容が書かれています。とりあえず今は、次に紹介する同著者による「なぜ通販で買うのですか」があるので、手に入らない場合はそ…

んー、感想は述べにくいなあ。とにかく良い本です。世の中にいろいろなコーチング本とか出ているものの、この本ほど分かりやすくその教えるという要素を分解し、解説している本はあまりないように思います。氏はたくさん本を出していて、結構内容の薄い本も…

内藤が感心したのは、中村うさぎ氏の質問が的確な点。やはり実地で消費しまくっているだけあって、消費者の実感がわかって尋ねているので質問が的確で、キモの部分にすぐたどり着くので読んでいて気持ちがいい。ただ、著者の中村氏があまり実感のないところ…

イチローが珍しく自身について語ったもので、野球だけでなく人生に役立つヒントが多く詰まっている対談本。糸井重里氏の聞き方が優れてるため、充実した内容になっている。イチローファンだけでなく、何かの求道者的に生きたい人におすすめな一冊。 内藤が気…

ソニーについての本を紹介したので、こちらも紹介。今となっては大企業となったソニーがバラックから始まり、アメリカに進出し直販をはじめ、世界的な大企業にまで成長する歴史が学べる読後感さわやかな一冊。 もうすでに内藤からすると、内藤の子供のころか…

ソニーのほぼ創業期からの従業員14人にソニーについて語ってもらった本である。その中には大賀氏も出井氏も含まれている。 ソニーについて書かれた本は数多くあり、内藤はどれがベストかわからない。だが、これは文庫というコンパクトでありながら、非常に密…

ユニクロ創業者である柳井氏自身による解説なので、創業者にしかわからない意図も解説され、あれこれ内藤はためになった。ただ、ユニクロビジネス全体について網羅的に解説した部分がとても少ないので、前に紹介した「語録・ユニクロの戦略戦術」を先に読ん…

なんだかこの本はあまり有名じゃないみたい(アマゾンでコメントがついてなかった)のだが、内藤これはコンパクトでありながらポイントを押さえていて良かったのでおすすめしたい本である。 柳井氏はユニクロのビジネスモデルをきちんと考えて経営している(創…

なんと600ページ近くもある分厚い本だが、まあそれほど密度が高いわけでもないので読むとなると一日で読めたりする。毀誉褒貶はあるがソフトバンクを築いた孫正義氏の伝記である。 まあここ何年もソフトバンクグループについてはあれこれ批判もあったりする…