ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

 本に書いてあることはやってみる(2004年1月11日)

bizmania2003-01-05



 「本読んでも仕事は出来るようにならないよ」、とか、「本に書いてあることと仕事は別だからねえ」、という人たまにいるんだが、嘘であるので安心して本を読んでほしい。


 そういう人は本を読んでいない。少なくとも人生において千冊も読んでいない。内藤は子供のころから図書館に入り浸っていたので、一万冊以上は読んでいるが、読めば読むほど本は面白い。読みきれない。本の凄さは読めば読むほど分かってくる。また、内藤はいろんな人の自伝を読んだが、世の中の出来る人はほとんど本を読んで、そこから何か学べないか探っているという印象を受けている。


 それだけではなくて、本は実際に効果があるから凄いのだ。内藤は、本で読んで「これは面白い」と思ったらやってみることにしている。大量に本を読んだ。営業のやり方の本からマーケティングの本まで読んで、ぜんぶ試した。それで分かったのは、本に書いてあることは本当で、実際に効果がある、ということである。もちろん駄目な本もある。しかし、著者が自ら学んだことを惜しげもなく公開してくれている本がたくさんあるのだ。内藤からすると、どうして皆がそれを読んでやらないのか不思議でならない。こんな凄いことが書いてあるのに!! と思うのである。


 それは、世の中の人がそれほど本を読まないということも理由のひとつであり、あともうひとつは、自分で実際にやってみない、ということがあると思う。しかしやってみなければわからないのだ。そして根気よく、いろいろ条件を変えながら試してみるのだ。言ってみれば科学の実験のように。そうすれば、著者の微妙な言い方の深い意味が分かってくる。


 二十世紀は科学の時代だった。物理の本に書かれていることが現実に作用して世の中が変わっていった。そしてこれからは、経済、商業なども、本に書かれていることが現実に作用し、世の中が変わってくる時代がやってくる。ピーター・ドラッカーの言う知識の時代はもうやってきていると内藤は思うのである。


 というわけで、まず本を読もう。そして書かれていることはやってみよう。ぜひそれを内藤はここで伝えたいのである。