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この本は、中小企業におけるマーケティングはどうすればよいか熱く語っている本である。神田氏によるすでに紹介した「60分間企業ダントツ化プロジェクト」が現在は出ているので、こちらの副読本として読むと多面的に役立つのでぜひセットでおすすめ。
いちおう適用可能条件を内藤なりにまとめてみると、次のような感じである。中小企業であり、新規開拓営業であること、マスマーケティングではないこと、コンシューマーにしろビジネスにしろ少数の顧客相手の営業であること、粘れば売れる商品ではないこと、商品にかなり個性があり特定の顧客には馬鹿受けするような商品であること、これに取り組む人間はマーケティングもやれる権限があること、深い商品知識と業界知識を持っていること、などがある。これが揃えばこの本はとてもとても役に立つ。前著と同じだが。
というわけで、中小企業のマーケティング担当者に「60分間企業ダントツ化プロジェクト」とセットで副読本としてとてもおすすめ。