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　この本はもともと1967年に出た本で、その当時、変りつつあった新しい社会について、ドラッカーが独自の歴史観と視点で鋭く分析した本です。驚くべきことに、そこで見通された現実は、いまや当たり前のものとなり、いまだ、ドラッカーが見通したレールの上で社会は動いています。その変りつつある時代を、ドラッカーは、それまでの「継続の時代」から「断絶の時代」へ移りつつあると表現したのです。産業・企業・教育・個人等の変化について驚くほど言い当てています。また、それがどのような理由によって当時の現在へ至り、それゆえ今後はどのように変っていくかが驚くほどの正確さと、鋭さで語られているのです。

　この本は現代社会について考える上で必読の一冊です。非常にお薦め。何回でも読めば必ず得るものがあります。