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この本は、伊勢丹でバイヤーをしていた経験から、どのようにして周りを熱くさせる仕事が出来るかについて熱く語った本です。
第1章 個性が勝負だ!
第2章 活きた情報でセンスを磨け!
第3章 心を動かす人になれ!
第4章 人を巻き込む情熱×スピードが勝負だ!
第5章 志の枯れない人になる!
と、こんな感じで熱いです。語る内容は斬新かというとそんなことはないのですけども、とにかく語りが熱いので、読んでいて奮起させてくれる良い本です。
バイヤー的仕事をしている人には、どうやってセンスを磨くか、といったことや、自分が思い入れた商品をどのように売っていくかについて学ぶことが多いと思います。内藤は、仕事が似ているので(商品はまったく違いますが)、参考になりました。特に、見つけてきた商品への思い入れを周りの人にストーリーにして熱く語らねばならない、といったあたりはとても役に立つ話だと思います。思いは伝わるし、思いがなければお客さんも熱くなれないのです。
そんなわけで、バイヤー的仕事をしている人に、藤巻氏の熱い語りで奮起したい人にお薦めです。
ちなみに、カリスマディーラーとして知られる藤巻健史氏は著者の兄。目が似てます。