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さて、小坂氏三冊目はこの本です。こちらは今までのように必ずしも店舗相手に限らず、中小のビジネス全般向きになっています。
ここでのキーワードは「仕組み」です。やはりワクワク系ですので、今までの本で語られてきたように、お客さんを「悦ばせる」ためにはどうすればいいかという話から始まりますが、本題は、ここではそれを「仕組み」としてお客さんを悦ばせていく、のです。
つまり、顧客化の各段階(見込み客獲得、新規客獲得、既存客ファン化、非獲得客再アプローチ、休眠流出客復活)において、初めから計画された「悦ばせ」をするというわけで、方程式を解くように仕組みで儲かるようにしましょう、と解説されています。前著までが単発的なワクワクとすれば、今度はシステムとしてワクワクさせてお客さんにファンになってもらえるように効果的に仕組みを作りましょう、というわけです。
こちらも役に立つ一冊で、とてもお薦めです。