ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2004-06-15


 アマゾン書店でここのところよく本を買っている。以前もコラムでアマゾン書店での本の買い方について書いたが、ある著者の本をまとめて揃えるのには凄く便利だし、誰かがお勧めしていた本(たいていはもはや書店には並んでいない)を買うにも凄く便利。本にもよるが夜中に注文すれば明後日くらいには届く。


 で、最近は書店よりもアマゾンのほうでたくさん買っているのだが、アマゾンは「良く出来ているな〜」と思うようになった。ちょっとピントが外れていることもあるのだが、ある本を選ぶと、その本に関連した買われた本がいろいろな形で何度も紹介されるし、その本をリストマニアとして紹介している人も見ることが出来て、そこから参考になる本が見つかったりもする。アマゾンの最大の弱点は、本を手にとって見てみることが出来ないことであるが、それを差し引いても良く出来てるなあと感心したりする。


 もっている本を教え込んでおくと、それに関連して自動的にいろいろ、「おすすめ商品」として紹介してくれるのも面白かった。まあでもそれはごく最近選んだ本とか買った本に関係する本だったりして、あまり役に立たないんだけど…。気持ちだけは受け取っておく、というか。


 あと、ショッピングカートも良く出来てる。90日間保存されるというのがまず良い。とりあえずカートに入れておいて、何日か他に欲しい本が出るまで保存しておけるし、すぐには買わないという選択で保留も出来るのもかなり優れている。すぐに読みたい本ではないし、高いので、今回は買わないけど、給料出たら買おうとかそういうふうに使える。使ってない機能だけれど、買うときも、買った本の一部をプレゼントとして別送する選択も出来るし、ウィッシュリストに入れて、誰かに買って欲しいリストとして見せることも出来るようになってる。


 また、新刊書がなくなった本でも、マーケットプレイスとして同時に古本もあれば表示されるので古本での入手も可能で、ある本がどうしても欲しいなんてときにはとても便利。たまに安価に手に入ったりもするが、送料が一冊ごとにかかるので新刊書があるときにはそれほどお得でもなかったりする。また、絶版で手に入らないときも、予約注文にしておくと入荷したときに分かる仕組みになっている。これも良く出来てる。


 それに本の出版社による紹介文がきちんとついている本がほとんどで、解説もあり、読者による書評もかなりあるので、それらも結構ないよりマシというレベルでは参考になる。


 この二ヶ月くらいでアマゾンで7万円くらい買ったので、アマゾンの良さが分かってきた。やっぱりかなり使ってみないと分からないね。


 まあ欠点もあるんだけど。アマゾン特有の弱点だがやはり内容を読んでみることが出来ないので、「とりあえず買ってみるか」ということが多くなるな〜というところ。とはいえ、本はそもそも読んでみないと分からないものだし、内藤がアマゾンで買おうとしている本は数年前に出版されたような、書店には既に並んではいないような本なので、ま、仕方ないなとか思ってる。


 というわけで、アマゾン書店は使い方を絞ればとても便利で、インターネットを介しての通信販売としては、相当に工夫が凝らされていてなかなかに凄いなあと今頃内藤は思ったのであった。