ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2004-08-21 「冷や汗をかくから伸びる」 (8/21のメルマガのコラムです)


ビジネス本マニアックスの内藤です。


 やっと週末ですねー。お客さんも夏休み明けから活動が始まって、暑いわ、忙しいわの一週間でした。


 今日の話は、力がついてくるのはスロープでだんだんついてくるんじゃなくて、階段状に、努力しているとあるとき、フッと浮かび上がって次の段階にいけるという話をしたいと思うのです。


 内藤は輸入商社ということもあって毎日英語を使って仕事をしています。でも、この仕事を始める約4年前までは、ぜんぜん話せなかったのです。ちなみにTOEICでは810点ありました。でも本で学んだダケなので、まったく役に立たないんですね。だからTOEICなんてたいしてアテになりません。あれは900点越えたあたりからは信用できます。試験勉強すれば800点くらいは取れるのです。ぜんぜん話せなくても。


 それはさておき、仕事で初めての海外で展示会参加とかさせられているうちに、なんとか出来るようになってきたのです。これは、冷や汗をかくうちに出来るようになってきたわけです。


 実は『冷や汗をかく』ってすごく大切なんですね。力が飛躍的に伸びるのは、まず『冷や汗』をかいて、その後、二度とそうはなるまいと頑張った後です。冷や汗をかくような体験無しに、飛躍的に伸びることはありません。


 『冷や汗』ってのは、恥の意識なんですけど、要は現在の自分がぜんぜん足りてない、って自覚なんですね。鈍感な人は『冷や汗』かきません。だからダメです。また『冷や汗』かいても、それが済んだら、「ま、いっか」とする人間も伸びません。『冷や汗』をかく感受性があって、それを二度とかくまい、という気持ちの強い人間が、自分の弱点の補強に走れるんですね。だからこそ伸びていく。


 『冷や汗』をかける、というのは大切な感性です。


 あ、話がちょっとそれました。長くなってきたので、また明日に。

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