ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2005-04-24 にんにきにきにき


 そういや、いま街をあるくと新入社員の集団をよく見かける。ああ、そういうシーズンだなー。うーん、久しぶりにこういうの書くので、なんか文体忘れた。まあ気を取り直して。


 で、どうして新入社員は新入社員とわかるんだろう。服がたいていは男女ともに黒いリクルートスーツで白いシャツ着て、ういういしい歩き方してるからかな。それもあと3ヶ月もすれば、馴染んでしまって区別がつかなくなるんだけど。


 話したいのはそういうことではなくて、駅で内藤が歩いていると少し前に3人の黒いリクルートスーツに身を包んだ新入社員らしき女性3人組が並んで歩いていた。お互いの話す口ぶりは、会社で知り合った感じ親しくはないらしく、話題をぎこちなく合わせてる。ふと彼女らの足元を見たらおかしくなってしまった。真ん中の子は、隣の子とは歩幅が合わずにピョコピョコと足を調整してスピードを合わせている。上半身は自然に並んでいるように見えているが、下半身では一生懸命にペースを合わせるために努力している。


 つまり、みな同じようなリクルートスーツをまとってういういしくしているけど、実際のところそれらは仮面に過ぎなくて、表面づら周りと同じように取り繕ったのが、今僕らが見かけるリクルートスーツを着ている新入社員らしき人たちなんだな、と思った。やっぱりリクルートスーツってジャングルにおける迷彩服なんだな。つまり、企業の採用活動は減点式でやってるところが多いということなのかなー。よく分からないけど。


 まあでも、そうやって下半身努力して周りに合わせなくてはいけないというような、周りと「合わない」感じというのは、時間が経てば次第にもっとはっきりしてくる。みんな同じリクルートスーツを身にまとってはいるけど、もう既にそういうところから個人の違いが出てきてるんだな、とか思った。人によっては合わなくて転職したりするんだろう。大人になればなるほど何事にも相性が大事だと知ったのは内藤が30を過ぎてからだった。



 そういえば、内藤はめでたく34歳になってもうだいぶ経つのだが、少し前まで太ってきていた。下腹がぽっくりと出るようになり、わき腹にも肉がぷっくりと付き、ぽっくりのぷっくりと可愛いものだが、どうにも鏡で見ると見苦しい。しかも、ちょっと夕食抑えたくらいじゃ痩せないのだ。おかしい。30歳くらいまでは夕食のご飯を2膳から1膳にすればみるみる痩せたのだが、体質が変わったのか簡単に痩せなくなった。


 というわけで、1日1食のダイエットに取り組んでみた。朝、昼食べないのである。夜は普通に食べる。デザートも食べちゃう。でも朝昼は食べない。もちろん飲み物は飲むし、朝昼は、多少甘い飲み物(主にミルクティ)は飲んだりするけど、それだけ。


 このやり方、かなり無茶なようで、実のところそうでもなかった。最初の1週間くらいは体が慣れる必要があるがいったん慣れてしまえば大丈夫だ。もう1ヶ月半続けているがとても健康なのである。人間は1日1食にも対応してるんだな。1日5食くらいも大丈夫みたいだし、体の適応力はかなりあるみたいだ。体重は4kgほど落ちた。


 このやり方のいいところは、夜は普通に食べて、デザートにケーキとか食べても大丈夫なところ。普通、ダイエットというのは毎食、カロリー制限するから、毎回物足りないのでストレスが溜まるが、1日1食では、夜は目いっぱい食べられるので満足感が大きい。まあその分、日中は夕食が楽しみではある。それもひとつの楽しみだな。


 まあそんなわけで、ああ、もうすぐお休みだなあ。東北にクルマで旅行にでも行くかな。