ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2005-05-22 先週はテンション低かった


  あれれ。また更新止まったよ。ちなみに、更新ずっと止めてたので、このサイトのアクセスはチョー少なくなっている。なんか前はアクセス少ないと寂しい気分になったものだが、なんかまた考えが変わってきた。こうやって書いて、ひとに見せることそのものにも、自分の中で意味があるなー、とか思う。文章って書くと自分自身が一番変わるんだよね。不思議だけど。ちなみに、『日誌』つけると、さらに人生は劇的に変わる。僕は昨年の9月からつけてるけど、すごく変わった。それについては今度書くとしよう(前もそのころ書いたけど)。


  実は先週はテンション低かった。なんだろうなー。先々週が旅行に行ってきて、すごくリフレッシュしてすっきりした翌週だったので、もう毎日がワクワクで楽しかったのだけども、先々週末に、会社の前の上司が退職することになって送別会で騒いだりしたのをピークにテンションが自然に落ちてしまったんだな。テンションって上がりすぎると、必ず下がる。それに気が付いたのが先週の木曜くらいで、だんだんテンションを戻していって、だいぶ戻ったなー、というのが今日くらい。こういう自分の調子を把握して、ゆるりと調子のベクトルを変えてやるというのが出来たら理想なんだけど、少し出来たかもとか思った。


  相変わらずアマゾンで本を買いまくってる内藤だけれど、実書店でも買う。実書店のいいところは、書店の品揃えを味わえるところだな。本は毎月すごい数が出てるから、どの本を仕入れて書棚に残しているかで店の個性が大きく出る。気をつけてみていればセンスのいい書店というのはわかる。店が大きければいいというものでもない。例えば、内藤の趣味のビジネス書で言えば、汐留シオサイトに、BOOKSふたば、という割合小さな書店がある。ソニプラとかあるところの近くだ。ここの品揃えは楽しい。たぶん書名で面白そうなものを仕入れてるに違いない。書棚を見てると、あれもこれも手に取りたくなる魅力がある。お勧めだ。あと、浜松町の貿易センターの中にあるdanというチェーンの書店も、ビジネス書の揃えがいい。こちらは店も大きいし。なんといっても、経営合理化出版局の1万円シリーズの本も置いてある。これ置いてある書店はそんなに多くない。まあ価値あるかどうかは別だけど。中村天風はいいと思います。1万円出す価値があると思う。全部買って持ってる。


  そういや、新宿のルミネの青山ブックセンターブックファーストになったが、最初は品揃えは変わってなかったが、もう改装されてブックファーストテイストに変わってる。本棚の密度が上がり、平積みがなくなった。これ最悪なんだよね。収納量はあってもこれじゃ客にとって本が見つからん。平積みというのは書店のお勧めであって、主張だと思うんだが、それがないというのは実書店の意味がどれだけあるか分からない。書名で検索するならアマゾンが有利なんだし。


  そういや似たような改装をしてつまらなくなったのは、東京駅の大丸の中の旭屋だなあ。ここの改装は結構前だけど、ビジネス書については、収納力を上げた代わり平積みが減った。店としてはたくさん種類を置いているのが自慢なんだろうけど、確かに古めの本も揃えていてそういう面はあるが、店としてのどれが一押しなのか分からない。その分、書店は楽してるとしか思えないんだけど。


  例えば、ジュンク堂は、平積みが少なく、収納力のある棚が目立つ書店だが、ベストセラーコーナーやら、テーマごとのお勧めコーナーやら、お勧めの本は表紙を向けて置いたり、とにかくいろいろな形で店から提案がされてる。こういうのは、売る側が本を分かってないとこういうことは出来ないので誰にでも出来ることではないのかもしれないけど。


  しかし、アマゾンのお勧めシステムを見てると、売れ行きのデータでお勧めしてるものが多い。(相関性を利用してお勧めしてるのも有効だけども) そこからすると、実書店であっても、販売のPOSデータでどれが売れ筋かどうかは分かるはずでどの書店もそのデータを利用したお勧めは出来るはずだし、お勧めの結果の売上増というのも計測できると思う。やらないのはやろうとしないからだ。そもそもみんな、皆が読んでるものを買いたいのだ。それを教えてくれないのは不親切だと思う。


  思うに、アマゾンというのは既にかなり優秀なシステムを持ってる。これ、小さな書店からすると(大きな書店にとってもだが)、脅威なんだけど、有効利用する方法あるよね。アマゾンの人気の本とか関連お勧めとか、評価高い本とか、アマゾンのサイト見れば分かるわけだから、それを見て個性的な仕入れは実現できるよね。本好きなら、アマゾンのサイト見ていれば、お勧めに合わせてあれも買って見たいとかこれも見たいとか思うだろうし、それを仕入れてみるのは凄く面白いんじゃないかなあ。というか、もう既にそれでやってる店はあるだろうな。あれ以上、いいデータベースはないわけだし。しかも無料だ。書店経営してるなら、あのデータを利用させてもらって仕入れの精度を上げられる。


  そうだ。早く本の紹介再開しないとなー。この前、本棚の整理やったので、かなり自分の中で整理がついたのだった。あれもお勧めしたい、これもお勧めいたい、そんな本ばかりだ。