ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2005-05-28 この世は食い物ばかりなり


  街を歩くと飲食店ばかりが目に付く。50m置きくらいにあるコンビニも中身はほとんど食べ物である。牛丼店やファーストフードやらファミレスだけでなく、従来からある飲食店も多く、僕らの周りは飲食店ばかりで、食べ物だらけなのである。


  そんなことを思うのは、内藤が3月から1日1食の生活をしているからなのだ。朝昼は食べない。夕食は普通に食べる。そういうダイエットである。別に特に特定の食べ物や飲み物は飲まない。これを始める前は日増しに太ってきていたのだが、1.5ヶ月くらいで以前の体重に戻った。76kgが72kgに戻ったのである。同時に筋肉トレーニングもやって身体を引き締めた。


  というふうに、夜一回しか食べないと、街中が食べ物だらけであることに気づかされる。看板見るたびに食べることを想像すると、もう食いきれない。というのも、このダイエットを始めて2週間位は身体が慣れるまでけっこうきついのである。食べたいとか常に思うので街を歩くと食べ物屋がやけに目に付く。あー、おなか空いたなー、とか思ってふと周りの風景を見ると、駅前の通りに食べ物屋が100軒並んでるなんて普通だということに、ダイエットを始めて気が付いたのであった。また、コンビニというものが、ほとんど食い物で成り立っていることも、今回初めて気が付いた。なるほど、マクドナルドがコンビニ弁当やオニギリに対抗したわけだ。それでコンビニは都心部に大量に出店しているわけだね。コンビニは外食する文化と密接に関係している。だから、外食が少ない田舎ではコンビニは少ないのだ。話がそれたが。


  今の日本で暮らしていて太らないというのはよほどの節制が必要だと思うのである。だって、一日に必要なカロリーなんて、男女差や年齢差があるけれども、男で事務職なら2200キロカロリーで十分とされている。こんなの、お昼にファミレスのハンバーグ定食大盛りに、ドリンクバーでアイスコーヒー飲んだら1500キロカロリーはいくだろう。朝食も食べているだろうし、缶コーヒーも飲んで、夕食も昼以上に食べたり、ビール飲んだりすれば、1日に3000キロカロリーを越すのは難しくない。街中で普通に食べてるだけなのに。いやまったく暮らしにくい世の中になったものだと思う。飢えと戦うのではなくて、飽食と戦わなくてはいけないのだから。


  ちなみに、1日1食を始めて3ヶ月くらい経つが、これくらい経つと昼間に空腹を感じることはすごく少なくなる。身体が完全に適応するのだ。ちなみに、朝と昼はオレンジジュースなんかは飲んだりする。飲み物は飲むが、固形物は昼間は食べないのだ。夕食は普通に食べる。デザートも食べる。ちょっと食べたなと思うと体重に反映されるのですぐ分かる。食べ物も味わい深くなるので、興味ある人にはお勧めである。