「NAMBARA STYLE」 南原 竜樹著 2005年 ゴマブックス
■[感想]
さて。今回からもっと簡単なビジネス本紹介をやってみることにする。いやー、ちゃんと本の良さを余すことなく伝えたいなんて思うと、なかなか紹介できない。よく考えるとそんな壮大なことできるわけがない。それよりも、全部はさらうことは出来ないけど、ここ良かったとかそういうの書いたほうがみんなの役に立つと思うので、書き方を変えてみる。毎日1冊平均を目指すテスト。
南原さんって著者の人のことを内藤は実は知らなくて、マネーの虎に出ていた人らしい。で、なんか表紙が××STYLEだし、鏡見ながら髪のセット具合見てるし、イヤーかなり自意識過剰な人かな、と思ったら、ぜんぜん違ってて、気持ちいい人でした。本で読む限り。
要は見栄えよくして、ビジネスはどんどん想定外をなくすべく想定して、練習してやっていこう、という努力の人なのでした。だから、「スマートに生きる」というのもポリシーであって、そうあるように努力してる。そこらへんがかっこつけすぎでなく、努力の感じが気持ちいい。考え方も内藤にとって既にやっていることもあったりして、すごく受け入れやすい。すべては事前の想定と練習なんだなあ。
この人は外車の並行輸入からインポーターにまでなった人だけれども、海外との折衝なんかはすごく実用的なことが書いてある。ビジネスで使う相手の言葉は出来るように覚えていく、とか。サラッとこういうことが出来ているのが標準だよね、というのがいい感じ。200ページもない薄い本だし、押し付けがましくもないし、ポジティブすぎる感じもない。淡々と自分の中で熱く燃えてるという人という感じで、読んでみると読んだ僕の心もちょっとホカホカしてくる本です。というわけで☆2つくらい。息抜きによし。充電によし。
(ってこんな温い紹介でいいかなあ…)
(作成2005.12.20)
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■[★★] 「NAMBARA STYLE」 南原 竜樹著 2005年 ゴマブックス
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