ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

コメント欄に著者のかたが?! 本物?

どもも。おひさしてます。


はてなのホットエントリ見てたら、下記の「オースペのブログ」さんのところで、

ビジネス書のスパマー11傑
http://d.hatena.ne.jp/yousanotu/20080308


<抜粋>

>ビジネス本にはスパム本が乱発されている。
(略)
>中身がまったくないのに、タイトルのつけ方はやたらと上手く装訂も目を引く。


ああ、ありますねぇ。最近はPOSデータの活用とかで、売れ筋のキーワードの抽出がうまくなっているんだと思います。スパム本とはうまい表現です。はは。


ホント、タイトルを後付けになってるのとかありますからねぇ。週間SPA!さんの企画で本を読んでたときに感じましたですよ。特にこの1-2年かなあ、タイトルのつけ方が異様にあざといのが増えてきたって感じです。



とはいえ、実はリンク先の記事で面白いのはコメント欄。


中谷さんとか、斉藤孝さんとかと並んで、最近売り出し中の勝間和代さんも、11傑の中に挙げられていたのですけど、コメント欄に本人とおっしゃるかたが登場。


まあ、私らからすると本人かわからないんですけど、冷静さとか、コメント内容は、ご本人かも?!と思わせる内容でびっくりです。


いや〜、こういうのって、どう対応したらよいかわかんなくなりますよねぇ。オースペさんのところは堂々と対応されてるので感心してます。実は私は野間さんの本を読んだことないので(ホント)、中身についてはなんともいえないのですけど。


私なんかだったら、こうやって著書のかたが登場されたらドギマギするだろーなー。と、思った次第。



(追記) ちなみに、スパム本著者セレクションはなかなか面白かったです。個別にコメントしてみると、


中谷彰宏

>900冊以上の著作ww。ザ・キング・オブ・スパマー
>
>開いた行間、一行の字数は少ないのに、いくらでもツッコミをいれられる文章はもはや芸術。


わはは。最近のは特にひどいかもですねぇ。想像ですけど、ラリながら書いてると思う。

でも、5年くらい前のインタビュー本なんか割合といいのあるんですよ。零士さんとか、SHIHOさんとか、ふたご屋のママとか。

この人は、え?と思わせる意外な結論への飛躍の微妙なバランス感が良かったんですよね。ちょっと飛躍するの。これ、気づき与える系の本のコツだと思います。目からウロコとか言わすのはコレ。ところが最近はすごく飛躍するから話としてワケわからない状態になってます。



斎藤 孝

>中谷には及ばずとも、中身のない精神論をぶち上げるのはこちらも白眉。英語の本や速読の本なども書いている。


この人も最近は乱発で内容ないですねぇ。最初のころの「○○力」なんかは結構いいのあったのに残念。



加藤 諦三

>昔の加藤の本で、「いますぐ、教室へ行って人生とはなにかと友人に問い詰めろ。答えなければ殴れ!」って書いてあって吹いたw


むかーし読みましたね。この人の本は、劣等感とか親との対立というのが基本テーマになってて、それをネタに繰り返し書かれてますね。劣等感があったりすると、共感するものがあると思いますよ。私も昔は共感して読みましたねぇ。



斎藤 茂太

>やさしい語り口で、たいして役に立たない精神論を語ってくれる気のいいおっさん。


わは。そうそう。



リチャード・H・モリタ

>金持ち本のスパマー。精神論じゃなくて具体的におしえてくれよ〜。


この人はほとんど同内容の本をいくつも出されてますねぇ。



本田健

>同じく金持ち本のスパマー。だから精神論じゃなくて具体的に(ry。

一時期、連作で出されてましたねぇ。漫画にもなったし。この人の本で学んだのは、プレゼントを用意しておいて、上げる、ってのがあって、これは良かったです。ただ、具体的なトコが少ないってのが、弱点ですねぇ。



謝 世輝

>PHP研究所の隠れスパマー。マーフィー信じてるやつに心理学を語られてもね。

読んだことなかったです。



鷲田 小彌太

>お気楽大学教授。常に上から目線で精神論を語る。タイトルのつけ方が非常に上手い。

昔、読みましたねえ。本を出され始めのころ。結構、リラックスした内容ですよね。はは。



中島孝

>著訳書は170冊超!読書は年間3000冊(ほとんどは読んでないんだって。)

はは。この人はプロ作家さんですから量多いですね。新入社員とか20代前半くらい向きにはためになる本を出されてると思います。

時代に合わせて、キーワードとか流行のノウハウをうまい具合に取り込んで出されるのがすごい。かなり勉強熱心だと思います。話は上手いかたで、読ませます。それが役に立つかは微妙。はは。話のうまい会社のセンパイ、というか。



和田秀樹

>北朝鮮大好き和田さん。「拉致などない!」
>
>中身はないけどタイトルのつけ方は上手い受験本を乱発。


結構本を出されてて、内容があんまり充実していないんですよねぇ。私の中での和田さんの傑作は「受験は要領」だと思います。たぶん、ゴマブックスの人がリライトしてるんだろうけど、あれが一番面白くて画期的でした。



勝間和代
>これはひどいライフハックw。速読とか薦めているけど、実演してもらおうじゃないの。


こちらは読んだことないんですよねぇ。



内藤誼人

>(研究員でもないただのコンサルのお前さんがなんでそんなに断定口調なんだ)

心理学を応用したネタが多いですよね。タイトルのつけ方が最近すごくうまい。というか、うますぎ。内容は、この手の昔からの心理学応用本とほとんど同じだと思います。



斉藤一

>(ダンコーガイ真っ青のパワハラ上司。「甘えるんじゃないよ!」「とっとと辞めろ」)

漢方薬売りまくってるかたですからねぇ。たぶん、それなりにすごいんだろうなー、と思います。甘くはなさそうです。

とはいえ、感謝しなさいとかイイこと書いてるんですけどねぇ。どこにでも書いてあるって言えばそうなんですけど、「日本一のお金持ちがいってる」みたいな肩書きがつくと、「おお、そうか」って思えるんですよね(笑)。

ツイてる、と言うのは、私は大事と思うんですけど、他人にはオススメはしないですね(頭おかしいと思われたらイヤだし)。微妙に宗教チックなので、そこらへんが扱いが難しい。最近の、感謝ブーム、ありがとうブームは、元ネタはほかの人でも、この人の本から流行ったのが多いと思う。



米山公啓

>(医学博士。脳に関するエッセイ多数。「直感を信じよう」「思ったことを口にだしてみよう」ええ?)

こちらも読んだことないのです。



結構、こうやってコメントつけると、なかなか楽しい

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