日経ビジネスアソシエの編集長 村上広樹さんのお話を聞く
リアライズ主催第52回PRP意見交換会(@大手町)に参加してきました。
ゲストスピーカーが日経ビジネスアソシエの編集長 村上さん。
ビジネス本好きとしてはとても面白いお話でした。
(なぜ、このセミナーに出たかなのですが、仕事で広報もとりあえずやることになって、勉強してきて、ということでリアライズさん主催のセミナーに勉強に行ってきた次第でありました。いいセミナーでした。)
この会は、聴衆が広報担当で、メディア側の人の話を聞いて、PRで取り上げてもらうにはどうすればいいか的なことを話し合う会という設定なのですが、村上さんの生き残りのための編集方針のお話が個人的にはツボでした(笑)。
日経ビジネスアソシエは、書店やコンビニなどの店頭での販売がメインで、日経ビジネスや日経トップリーダーのように購読メインの雑誌とはぜんぜん違うとのこと。なるほど。確かに。市販メインだと、毎号毎号の記事次第で売れるかどうかになるので大変そうです。また、読者もその号の内容見て買うかどうか決めている、と。
創刊からしばらく、軌道に乗ったのはスキルアップに焦点を絞ってからとのこと。なるほど。だから、PHPのThe21がライバルとか。ああ、なるほど。そういう意味ではプレジデントもライバルっぽいと思ったら、そういう話も。SPA!とも多少かぶる、と。
情報の密度や量も問われる、と。ああ、確かに。生き残っている専門誌も、釣りとかクルマにしても、情報がてんこ盛りになってるのはそのせいかと納得したり。
あと、販売データがリアルタイムで更新して見ることができるらしくて、ちょっと興味深いものがあり。特に、会員制のところで買ったデータでは、ある人がA誌とB誌を交互に買っているとかも分かるらしい。たぶん、期間を指定して併売とかのデータが分かるのかなと思ったり。
リーマンショック以降、スキルアップよりも、礼儀とか、英語力とか、基礎的な力の特集がヒットするようになったとか。今までは特集ではなくてミニコーナーの内容のような。あー、これ気になってた。こういうの増えたなあと。そういうことなんですな。不安だからかなあ。なんだろうなあ。ピンポイントのスキルアップは飽きられたのかも。
あとは、仕事だけでなくて、朝活とか休活とかも受ける、と。マラソンだの早朝勉強会だの。身体のことも。そういやレバレッジの本田さんも健康本だしてたなあ(買った)。
そんなこんなで、最近のビジネス本やビジネス週刊誌の傾向が良く学べたセミナーでありました。
- -