ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

教えてもらっていないんじゃない、自分で今まで気づけていない


前々日、前日から続きます。


■教えてもらっていないんじゃない、自分で今まで気づけていない


よく、仕事の出来ない人が「教えてもらってない」と言いますよね。僕は違うなーと思っていて。


人生では、元から教えてくれる人なんていないんですよ。デフォルトではいないんです。たまたま、教えてくれる人がいた、というだけです。


「教えてもらってません」というのは、学校でしか通用しない特殊な言い訳なんです。あと、アルバイトとか。それ以外でいうと、世の中は、教えてもらっていなくても知っている奴が強いんです。また、知らないことで責められるのも世の中の常識なんです。学校以外の世界はそういう構造なんですね。むしろ、学校が特殊なんですね。


だからこそ、人生の学びって、それに気づくどうかです。「教えてもらってない」のではなくて、自分で気づけるかどうか、なんですね。


つまり、今まで教えてもらったことがない=今まで気づけなかった、なんです。要するに僕を含めて、ボンクラってことなんです。


そして、そのようなことを今言うってことは、気づかせてもらったのだから、今学べばいいんです今学ぶ機会だという、それだけのことなんですね。


僕は、前々日と前日の記事で、仕事中に居眠りしない、ということを40歳で学び、39歳では、気持ちを定めて集中することが出来るようになったということを書きました。40歳前後で学ぶことか?というとそうでないように思います。子供の頃に学んでいれば良かった。今までの40年間もったいなかったし、たくさんのムダをしましたね。子供の頃、それを学べていたら人生は確実に違ったでしょう。


でも、それはしょうがない、と今の僕は思うんです。腹を括るというか。僕の人生はそういうことだらけです。ほかの誰かは子供の頃に気がつけていたことかもしれないのですが、僕にとっては、39歳と40歳のそのときが気がついたときなんですから、これは「僕のタイミング」と思うしかない。僕は、こういうとき、「これは僕のタイミングなんだ」と理解することにしています。


むしろ良かったのは、40歳の今でも、気がついて学ぶことが出来た、ということです。そっぽを向いて気づかない振りをしてしまったり、気づけなかったり、気づいても学べなかったら、今も出来ないままでしょう。僕は残りの人生は出来るようになって過ごすことができます。それは良いことなんですね。僕は、人生はどれだけ前進できるかということだと思うようになっています。自分にとっての最高到達点をどうやって伸ばしていくかというね。


気づけた、学べた、自分が変われた、というのは、人生で生きていてすごく楽しいことだと思います。ああ、もっと早くに気がついていれば!!ということほど、残念ではあるけれど、今気づけたことは有難いことなんですよ。逆に。それを居眠りと集中力の二つを学んだとき思いましたね。


そうでなければ、今でも、仕事中に居眠りは仕方ない、って思っていたでしょう(笑)。今から考えると、とんでもないことを考えていたものです。はは。


そんなところで。