ビジネス本マニアックス

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やっぱりグーグルもヤフーと同じメディア企業には違いない

ゆえに、ウェブ進化論の中では、ヤフーはメディア企業であるが、グーグルはテクノロジー企業である、と主張があるんだが、見た目からすると単にベースとなるテクノロジーが違うだけであって、どちらもネット時代のメディア企業であり、広告収益を活動源としているのである。両者に志向性の違いはあっても。


もちろん、その収益を更なる技術開発に向けていることは認めるし、面白いが、当分の間、というか、おそらくずっと先まで、見込まれる収益源は検索でのスポンサー広告だろうなと思う。もちろん、数年内に想像も出来ない凄いテクノロジーがグーグルから生まれ、それのサービスで巨額の収益を生み出す可能性もゼロではないが、まあ低いだろうな。


だから、グーグルはネット時代のメディア企業であり、テレビ局や新聞社に似て、広告収益を得ることで運営されている、と言ってよいと思う。そしてグーグルのテクノロジーの力は、グーグルの検索精度とスピードを魅力的にしつづけることで、巨大な集客をグーグルのサーチエンジンに対して生み出し、同業他社を圧倒している。


つまり、グーグルの本質は今のところ言えば、広告のためのメディアビジネスなのである。ここらへんが、『ウェブ進化論』を読むと見方が違ってしまう。


それで。