ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

抗がん剤治療2クール終えて、3クールへ

bizmania.hatenablog.com

こちらのエントリに関連して。

 

年明けから化学療法を開始して2か月が経過しました。前回の退院後から今日までの流れを書いてみます。

 

■通院治療開始

退院後は結構フラフラだったので、朝のラッシュの少しあととはいえ、混んでる電車で病院まで通うのができるか多少心配でした。タクシー乗らないとダメかなとか思いつつ、行きは山手線も座れたりして無事到着。

 

病院についたら、再来受付機で受付ののち (こういうのはすべて自動化されている。いくつか行ったがどこもそう)、検査センターで採血し、診察を待ちます。採血は治療が可能か判断するため。抗がん剤による副作用で骨髄抑制などがあり、白血球数などが下がるのですが、一定値より下がると感染症の危険のため抗がん剤の投与がその日はストップとなります。来たけど治療受けられないのはなかなかショックですがしょうがありません。(今となれば新型コロナの関係で免疫弱者ですし)

 

診察で治療okとなれば次は化学療法室、通称、ケモ室へ行きます。

 

■外来化学療法室 通称ケモ室

通院での抗がん剤の化学療法は、外来専用の化学療法室というのがあります。どの病院でもあるようです。ケモ室ともいいまして、Chemotherapy (ケモセラピー: 化学療法) から来ています。Wowowでやってた海外医療ドラマのニューアムステルダムでも「ケモ」って言ってました。

 

ケモ室というのは、リクライニングチェアやベッドがずらずらっと並んでいて、そこに皆並んで投与を受けるのです。割合とテキパキと進められます。私の場合、3時間くらいですね。周り、みんな、がん患者ということで嫌な気分はしません。

 

そこではカード式のテレビがありますが、私はタブレットでマンガ読んでました。でも、抗がん剤は私の場合途中からだるくなって眠くなるのでウトウトして終わる感じです。飲み物や食事も匂わないならOKでサンドイッチとか。私はインゼリーを飲んだりしています。

 

で、治療が終わったら、少しフラフラなんですが、ゆっくり歩きつつ会計して薬局寄って帰途につきます。初回、タクシーかなと思っていましたが、ゆっくりであれば歩けたので電車で帰りました。結構タクシー代はもったいないんですよね。片道5000円かかるので往復1万円とかやってるとなかなか。

 

■化学療法はお金がかかる

ここで言いますと、化学療法は結構お金かかります。交通費もありますが、化学療法の薬代が高いんですよ。私の場合、3割負担で1回8万円くらい。1か月1クール3回で24万円。健康保険の高額療養って私の場合、上限が17万円弱だから月17万円、ただ、これを4回やると月8万円上限まで下がりますが、こういう治療が1年とか続くと100万円くらいは少なくともかかるのです。

 

でね。私はがん保険には入っていなかったんですが、がん保険の保障内容は良く見た方が良いですよ。抗がん剤治療は30日以内に1回分のみ5万円までとかそういう規定になっているのがあります。抗がん剤治療は、その種類にもよりますが、そんな少ない回数なのないですから。しかも1回が高い。抗がん剤治療分をフルサポートするのって多くなさそうです。入院、通院無制限なんて大したことないんですよ。入院も今は短いし、通院で出る額は5千~1万円とわずか。抗がん剤治療が一番回数多く、一回当たり高額で長く続くんですね。

 

 

■通院開始して2週間、体調良くなる

化学療法が効果あったようで、がんによるお腹の痛みが、普通にしていれば、ほぼ感じられなくなってきました。とはいえ、朝から夕方まで1日起きて仕事をしているとお腹の痛みも出てくるので、一度横にならないといけないのですが。また、緩和ケアにもかかっていて、医療用麻薬の痛み止めも使っています(これがないとダメ)。とはいえ、痛み止め使いつつもお腹の痛みがほぼ日中感じられなくなったというのはありがたいことでした。

 

この痛みがなくなると、自分ががんなのか、がんで死ぬ運命なのはホントなのかと思えてくるほどでした。ありがたいことです。というものの、これが後からまた痛くなるので、やはり、がんだなあとシミジミすることになります。

 

■ちなみに副作用は

抗がん剤というと副作用が気になるところですが、1クール終わったところで、髪はかなりごっそり抜けました。美容院に行ってベリーショートにしてもらったんですが、その後も抜けるので、バリカンで1cmくらいに短くしていい感じに。さらに気をよくして刈り上げたら、いや、これがお坊さんみたいで奥さんには不評でした。

 

というわけで、坊さんすぎるので、日中は、がん治療の人がよく被っている帽子を私も被ることに。髪は抗がん剤治療を辞めれば戻るらしいです。

 

ちなみに、ひげもかなり濃い方でしたが、こちらもかなりなくなって、髭剃りがいらないくらいに。脱毛サロン並み。他方、すね毛はもともともじゃもじゃで今もかなりあるんですけど。下の毛は1/3くらいに減少。毛によってかなり違いがあります。

 

あとは、末梢神経障害。足先のしびれ、冷え感があります。生活にすごく支障があるわけではない感じではありますが、結構気になる。今は気休めですが、低周波治療器やエアマッサージ器で刺激を与えてみたりしています。治るわけじゃないんですが、心地よいのと、マッサージ直後は感覚が良いので。整体の人の論文でちょっとは効果があるみたいなのを見たりしましたね。

 

細かいところでは味覚障害。水が少し酸っぱく感じます。食事はそれはそれで全体のバランスは崩れないんですが、特定の場合に違和感を感じるんですね。味覚はなかなか面白い。あと醤油の塩味が強く感じるとか。ダシ醤油は大丈夫。

 

抗がん剤は、がん細胞という成長が激しい細胞の特性を攻撃するようになっていて、その関係で骨髄細胞とか髪の毛とか成長するところも一緒に攻撃してしまうんです。そこから出る副作用が多いんですね。

 

 

■妻の両親に挨拶とスキー

体調が治療によって良くなってきまして、1クール目の治療が終わり、2クール目に入る前で、免疫が回復してくるタイミングを見て、東北地方の妻の両親へ挨拶に行きました。体調が良い時で今後いつ行けるかわからないので、行っておこうと。ちょうど新型コロナの話が出始めたころで少し不安はありましたが、この機会を逃したらもう行くことはできないかもしれないという気持ちでした。行って良かったです。

 

また、これはスキーに行く家族旅行も兼ねていました。以前、先方のお義父さんから今度スキーをしにいらっしゃいと誘われていて、息子の初スキーを一緒に体験したかったんですね。これも無事体験出来て良かったです。パパ転んでた、うふふ、という息子のコメント。

 

 

■2クール目最後の投与はスキップ

2月中下旬は、お腹の痛みもなくなり、疲れやすいことを除けば、大変好調でした。がんであることを忘れるくらい。週1回通院し、翌日はだるいので休み、会社は週3日勤務にさせてもらっていました。2日出社、1日リモート、または、2日リモート、1日出社みたいな感じに。

 

それで2クール目の最後の投与は、採血の結果、白血球数が基準に満たなく、治療はスキップとなったのが残念でした。そのあと次のクールまで1週間休みも入りますので、次の治療日まで3週間空くことになります。

 

■CT撮影

化学療法というのは日に日に劇的に良くなっていくものではないので、2~3か月おきくらいにCTを撮って腫瘍が縮小しているか見ます。2クール (私の場合、週1回投与、1か月を1クール) 過ぎた3月第一週にCTを撮りました。

 

結果としては、すい臓の腫瘍は1mm小さくなっているかなというところ (30mmある)。腹膜への転移も1mm小さくなっているかなと。効果は多少みられるというところで治療を継続していくことになりました。腫瘍のマーカー値も半分になったり、腹水検査でがん細胞が見つからなかったなど、改善の兆候も見られています。

 

(ちなみに、化学療法は、がん細胞を攻撃して腫瘍を小さくしていくのですが、うまく効けば腫瘍は小さくなりますが、当初効いていても効かなくなるタイミングが現れます。今度は抗がん剤に対して耐性あるがんが育ってくるんですね。その場合、治療は抗がん剤を切り替えるなどで対抗するわけですが、薬剤がない場合もあるし、身体が副作用に耐えられない場合もあり、治療が続けられなくなるタイミングがやってきます。私の場合は、ベスト中のベストのパターンは腹膜のがんが消え、すい臓のがんが切除可能まで小さくなる(ステージ2)ことですが、これはなかなかのレアケースです。)

 

■腹痛が復活

2クールが終わり、2週間経過したあたりから、腹痛が復活してきました。これが日に日に悪くなるんですね。痛くなってきたとき、最初はなんだろう?なんだろう?と思っていましたが、お腹のがんなんですよね。ああ、がんだなあ、これは進行しているんだろうか、と少し嫌な気分になったのを覚えています (CT撮影後なものの、その結果を聞く前なので)。

 

3クール目の最初の治療日を迎えるころには、退院直後くらいのお腹の痛さになってしまいました。激痛というわけではないんですが、何とも言えない痛みで、お腹と背中にも来るんですね。起きているのがつらく、寝ている時間が増えます。以前使っていたマッサージ器で腰や背中をマッサージしてやり過ごします。寝ても痛いんですが起きていると痛みが増してくるので寝ることになります。また、かなり疲れやすくなりました。そのため子供の保育園への送りも奥さんに頼む日が増えました。

 

 

実は治療の2クール目と3クール目の間で、免疫が回復してくるタイミングで子供とゴーカート乗りに行こうと思っていたんですよね。残念ながら腹痛の復活でできませんでしたし、その前に、新型コロナ対策で学校休校が始まり、予定していた先も休園となってしまいました。まあ、運命ですね。たぶん、行くなというサインなんでしょう。

 

■3クール目の治療開始

そして今週、3クール目の治療日がやってきました。お腹が痛いのと立ち眩みがするのでフラフラで、病院に行くのもなかなか苦労でしたがなんとか到着。採血、診察の流れののち、ケモ室へ。

 

いつもより抗がん剤の投与で眠気やだるさが強く、フラフラしながら何とか電車で帰宅。

 

でも、帰宅して、気づいたのは、お腹の痛みが引いているんですね。お腹のがんにはかなり効いて、痛みが引いてきました。抗がん剤ががんをやっつけているんでしょう。ありがたい。

 

また、緩和ケアの先生にも相談して、朝晩の痛み止めを少し増やしてもらうことにしました。痛みが引いたのは痛み止めを増やす前ですから、抗がん剤治療が効果あったようです。

 

というわけで、痛みはまただいぶ抑えられ、普通の暮らしができそうです。

 

痛い間は体重が1日あたり300gくらい下がるんですよね。がんが元気なときは身体のエネルギーを奪うんですね。がんは太る、身体は細る。

 

 

というわけで、個人的なビッグニュースは、お腹の痛みがまた治まった!ということなのでした。ありがたや。

 

まあ、化学療法が効かなくなったり、医療用麻薬の痛み止めのおかげでもあるので、薄氷の上を歩いているような感じではあるんですが、死に至るまでにいろいろ準備する上で痛みがないのが助かります。

 

例えば、本はたくさん持っていて、以前3年ほどかけてスキャンして処分した後、また増えて、雑誌含め3000程あるんですが、これを整理しています。9割くらいまで処分進みました。部屋に大量に置いていましたから、家族に迷惑がかかるのでこれを置いては逝けません。まあ、もともと子供が小学校に上がるまでに整理するつもりだったので、ある意味ちょうどよい機会ではありました。

 

また、子供には時間のある時にいろいろ本を読んだり録音を作っておくことにしました。そういう時間も取れますしね。1時間朗読するとなかなか疲れるのでお腹が痛いとできないんですよ。

 

なんだかあんまり読んで楽しいお話でないのですみません。

 

 

今度書こうと思っていること。

・集中の仕方について (以前書いたときより進歩したので)

・最初の就職の後の話。

 

 

延命治療というほどでもないが、がんステージ4で難治の場合の治療は5年生存率がそれほど高くなると見込めるわけでもない

bizmania.hatenablog.com

というエントリに関連して。

 

コメント多くいただいた中で、延命治療について書かれていた件で、結構それは微妙なラインですよ、というのを伝えたくて書いておきます。

 

一般的に延命治療とは、人工呼吸器や経管栄養などをつけて本人の意識レベルも高くなかったりするような状態での延命治療のことを言います。チューブをつけてスーハースーハーしている状態。

 

それなら分かりやすいんですよ。本人の意思を無視しての延命は苦痛を伸ばしているだけだとか言えるし、延命治療は辞めたいという話も出るかと思います。本人の意思をどう確認するかの問題もありますけども。

 

そうではなくて、たとえば私のケースでいうと、すい臓がんステージ4で転移もしているので1年後の生存率も高くない。統計的に言うと1年後の生存確率50%はないんじゃないかな。5年後も言うまでもなく。

 

とはいえ、この状態でも治療はするわけですよ。もちろん本人が望んで。厳密には延命治療ではないのですけども、延命治療みたいなものじゃないですか。ごくわずかな5年生存への期待くらいなもので、治療実績からみてそれは高くない。そういう状態で何とかできる治療をするという状況があるという話なんですね。結構多いケースなんじゃないかと思いますけど、身体に管をつないでスーハースーハーしているわけでもない、今この瞬間はある程度普通に生きている、でもがんに侵されているので統計的に余命が言われている状態なのです。

 

ここで、ドラマだとどうやって描くかというと、そのわずかな治癒の可能性、5年生存のわずかな可能性にかけて、1%もしくは0.1%の可能性にかけて治療やります!みたいな、先生お願いします!みたいなシーンになるんですよね。治らない方向性に向けて一生懸命みたいな絵は描けないので、そうなるわけです。この路線の嫌なところは、標準療法でダメとなったら、0.00001%の可能性でも賭けるという選択肢が出てきてしまうことですね。代替療法とか治験とか。まだ研究中なんだけど、とか。とにかく生存の望みへ可能性が限りなくゼロに近くても挑戦するのが善という描き方になるから、そういう問題の解き方になると思うんですよ。でもそういう解き方だけじゃないよね、と思ったんですよね。自分が実際に難治の状態になって。

 

それで私は治療によって5年生存できたらラッキーと思っていますけど、あんまりそこまで期待してはいなくて、まずは1年生きられたらいいな、1.5年生きられたらいいな、くらいを期待しています。病気の進行を少し抑えられればそこまで行くんじゃないかなと。そしたら今の自分の子供が5歳だから小学校入学式くらいまで持つかなとかね。あと、そこまで時間が引き延ばせれば、妻子にいろいろと伝えたいことを文章や音声で残せそうだし、いろいろ自分の身の回りの始末も出来そうだと思って治療を受けています。ちなみに受けている治療は先進医療も含まれています。「先進医療」は厚生労働大臣が認める医療技術で医療機関が限定して行われているものです。つまり治療に関しては、難治ですがとりあえず国内で最善と言えると思います。

 

というわけで、私の場合、治療については完治ということはそもそもがんではありえないので、5年生存というところを目標になると思いますが、それを目標にしているというよりも、死ぬまでのQOLが少しでも良くなるように、ということで受けています。

 

[死ぬまでの期間] × [その間の生活の質] の最大化 です。

 

死ぬまでの期間を少し伸ばし(ある種の延命)、その間に病気で起こる症状を抑え、生活の質を保つことなんです。

 

まあ、結局おそらくは死ぬことになるんですが、結局死ぬんだから、対症療法も含め、何も治療しないのでは、死まではより短くなりますし、いろいろ症状も出て生活への支障が大きくなります。その微妙なバランスというか、得られるものはすごく大きいわけではないんですが、そうした中で、治療を受けることを決断していくということになったわけです。少なくとも私の場合は。

 

なので、人工呼吸器や経管栄養のような状態の延命とは違う、かといって、わずかな治癒の可能性に賭けるというのでもない、延命的な治療を受けるという状態があるよ、ということを伝えたいなと。自分がそういう状態になったので。効果があるかすごく期待できるわけではないですが、先進医療を受けているので私はラッキーなほうではあるんですが。

 

特に、標準療法で治療法があまり良いものがないとなったときに、わずかな治癒の可能性に賭けるというマインドだと、もっと確率の低い代替療法に賭けたくなってしまうと思うんですけど、それは宝くじに近くないですかと。それより、死までの期間のQOLをどうするかのほうが当人的には有用なんじゃないかなと。どちらにせよ死はやってくるわけです。

 

まあ、これって別にがんじゃなくても、人はいつか死ぬので、死までのQOLというのは誰にとっても同じ課題なんだと思います。でも人間はふだん、死については考えないようにしているので、こうやって病気によって死に対面させられると改めて意識することができたんですね。世の中では、なんだか分からないうちにポックリ死ぬというのは理想みたいに言われますが、私はなんだかわからないうちにポックリ逝くよりは、自分の死を眺めながらいろいろ考えて死にたいなあと思うんですよ。この2か月でやはりいろいろわかってくることも多いですし。わからないうちに死にたくはないなあと。たぶん死の瞬間、直前も何かわかることがあると思うんですよね。ああ、死ぬってこういうことか、と。まだ実感ないんですけど。

 

 

今後は外来で通院して治療受けつつ、仕事を並行してやる感じです。

病気になっても人生はそこで終わるんじゃないんですよね。続くのです。

 

 

入院時に役立つグッズメモ

bizmania.hatenablog.com

、というエントリを書いたところで、2週間ほど入院していました。これからは外来で通院しての抗がん剤治療になります。

 

がんの場合、ずっと入院して治療というのは必ずしも多くなくて、手術を別とすると、放射線療法にせよ、化学療法にせよ、通院する形が多いかと思います。治療初期は副作用などを観察するために入院して、その後安定しているなら通院という形です。ただ、副作用が強い、大きい治療の場合、治療期間や投与しばらく入院するケースはあるようです。

 

 

今回は、入院時に役立つグッズについて書いておきます。

 

 

パーソナルオーガナイザー系

入院と出張のホテル生活は似ていて、身の回りの整備するものとか、デジタルガジェットとか、あればあるほど便利なのです。ところがホテルと違ってベッドと、ベッドサイドテーブル、ベッド脇の棚と置き場があまりありません。というわけで、リップクリームとはハンドクリームやら、タブレットスマホ、バッテリーやヘッドホンといった小物を入れておくのに、こちらを買いました。

 

 

これ、もともとベビーカー用バッグなんですが、ちょうど良くて、ベッドの手すりにぶら下げておきます。コンパクトながらポケットも多くいろいろ分けて入れられるのが便利。しかも安い。「ベッドサイドポーチ」などで検索してもそれ用があるんですが、こちらのほうが良さげでした。

 

 

 

洗顔・歯磨き系

 あと、洗顔、髭剃り関係のグッズをまとめるのには、こちら。

 

 

女性の旅行用の化粧品などを入れるバッグですが、男性も使えるデザイン。髭剃り、歯磨き関係、シャンプー、ボディソープなど一式入ります。ポーチにもなるし、フックでぶら下げることもできて便利。出張にも良さそう。

 

 

スマホ関係

 iphone2台(会社と個人)、タブレット1台、モバイルwifi端末1台あったので、3ポートUSB充電器は持っていきました。もともと旅行用で買っていたやつ。ankerとかRAVPOWERとかそれなりに知られているやつが良いかと思います。ポイントは、2A供給が同時2ポート以上できるのが充電早いので、おすすめ (結構、2ポート以上使うと1Aに下がるのが多い)。あと、使いながら充電したいこともあるので、10,000mAhくらいのUSBバッテリーも。それからマイクロUSB、USB-C、ライトニングと複数あるのでダイソーなどで売ってる兼用ケーブルも用意しました。兼用ケーブル便利。

 

時間つぶしのアマゾンプライムビデオ

病院のテレビって100分100円くらいのチャージがあってあまりお得ではないこともあり、ファイアタブレットアマゾンプライムビデオ見てました。ファイアタブレットは安くセールしてることが多いのでいいですね。消灯後も暗くしてずっと見るなど時間つぶしにはなかなか良いです。

 

入院中の回線

問題は回線ですが、フリーwifiのある病院はあまりなさそうです。私は「WiFiレンタルどっとこむ」のレンタルの端末借りました。2-3週間借りるにはコスパ良さそうです。この手のwifiレンタルは長期借りるメインのところと、先ほどのところのような旅行とか数週間借りるメインのところがあります。借りたのは、UQ WiMaxの Wimax06という機種。事前に病院が対応エリアであることを確認して借りましたが、部屋によっては電波状況悪いこともありました (袋に入れて窓からぶら下げたみたり)。

 

入院中のパジャマ、タオル

年末に少し外科に入院したときはレンタルしたんですが、今回の入院はレンタルしないで買って持ち込んでみました。パジャマ3着、タオル10枚用意しました (バスタオルなし、バスタオルは無くても普通のタオル2枚で用が足りる)。

 

入院先の病院は各フロアにコインランドリーがあって、そこでせっせと洗濯して3着のパジャマとタオルを回していました。レンタルだと病院によって料金いろいろですが、タオルとセットで1日500円とか。採算を考えると、1か月以内ならレンタルしたほうがお得かと思います (入院用にOKなパジャマを買う必要があるので)。暇つぶしに洗濯するのは楽しかったですし、自前だと汗かいたときに1日に2回着替えなど融通は効きました。

 

ちなみにパジャマは、ナガイレーベンの甚平型のものをセレクト。入院用パジャマに使われているやつ。ポリエステル混でぱりっとしていて吸湿性や速乾性よしでした。あと、調べた中ではカケンのもよさげ。

 

そのほかの必要物

病院にある売店で手に入ります。病院内の履物などいろいろ条件があるので売店で買った方が良いかも。ちなみに、ふりかけなどは初日からあった方がいいです。ふりかけの力で食べてました。ふりかけ大事。

 

かばん

30Lくらいのスーツケースがオススメです。置いていて邪魔にならない。少なくともこれくらいの大きさは必要です。

 

マッサージクッション

別記事で挙げているマッサージのものは持っていきました。背中が凝る人にはほぼ必須。ルルドマッサージクッションやオムロンマッサージクッションもおすすめ(どれも持ってる)。

 

以外に役に立たなかったもの

ベッド上で座るために、ネットで評判を調べてキャンプ用のチェアマットを持っていきましたが、あんまり良くなかったです。

 

 

まあそんなところでした。

 

これからは通院して治療しつつ、仕事を並行していく感じです。

 

 

がんになったときに考える保険 (健康保険、医療保険、がん保険) の話

bizmania.hatenablog.com

、というエントリを書いたところで、保険について考えを書いておきます。

 

健康保険について

健康保険では高額療養制度というのがあって、月額の医療費が高額になった場合、健保がその分を出してくれる制度です。ただ、これ所得区分があって、所得によって上限が変わるんですよ。ちょっと多くもらってると自己負担限度額の基準16万円くらいと、えらく高いんで、年収770万円越えてるなら、自己負担限度額は、医療保険積み増しておいた方がいいと思います。

 

入院した場合、差額ベッド代とか、食費、パジャマ代などを別にすると、月額医療費は3割負担で10万円代におさまりそうです(手術別)。あんまり毎月高額かかる感じではないものの、休職と組み合わさると、ボディブローのように効いてきそうな感じではあります。

 

限度額適用認定証の申請

健保の高額療養制度は、いったん払ってから健保から超えた分を振り込んでもらうという仕組みですが、事前に健保に「限度額適用認定証」というのを申請してもらっておき医療機関に提示しておくと、初めから限度額内の支払いになります。これはやっておいたほうが良いのですが、申請から認定証が届くまで10日くらいかかるので、病気がわかったら早めにやっておきましょう。

 

健保の高額療養制度の細かい話

この計算は1日~月末なんです。あんまり操作できるところじゃないんですが、月またいでしまうと、限度額行かないことがあり得ます。病院かかり始めるのは月初のほうがいいかなあと思ったりします。

 

医療保険について

実はあんまり高度なのはかけていなくて、都道府県共済の医療保険でした。なかなかそんな入院ってないですからねぇ。手厚いのを掛けておくと掛け金も大きいので難しいところです。ただ、死亡については役割を分けて単体の生命保険を掛けておいた方が良いかなと。

 

保障については、抗がん剤放射線治療の場合、標準療法でいろいろ決まっていて、週5日抗がん剤放射線を3週間プラス1週間休みを1クール、何クールか、とか。週1日抗がん剤を3週間プラス1週間休みを1クールなど、だいたい、1~2か月のパターンで、後半は外来に切り替わるのも多いようです。つまり、入院しても1~3か月くらい。それくらいの想定で良さそうです。あと、差額ベッドなんですが、0円もありますが、空き状況によって5,500円の差額ベッドの部屋になるケースも多いのです。入院中に0円の部屋に移れたりもしますが、日額5,500円は覚悟しておいたほうが良くて、入院一日あたり5千円の保障は最低ラインで、1万円くらいが妥当だと思います。

 

医療保険の請求は、入院については病院の領収書でいけるようです。治療法や診断で支払われるタイプは、保険会社指定の診断書があるのでそれを入手して病院に書いてもらう形になります。診断書は結構日数かかるので早めに動いた方が良いです。休職する場合、会社にも診断書がいるので会社の人事に必要な様式、項目があるか聞いておいた方がいいです。

 

 

がん保険について

掛けてなかったんですよね。

 

gdb.ganjoho.jp

統計データ見ても、確かに日本人の死因1位ががんになりましたが、がんは高齢者が多いわけです。40-59歳だと、がんによる死亡は0.33%なので、そんなに多くない。かかるのは運が悪いわけで、これに向けて保険掛けるのはなあと思いました。

 

生命保険

生命保険は子供が小さかったこともあって、4千万円かけていました。もっと掛けていればよかったかもしれませんが、こちらも掛け金とのバランス考えるとなかなか。今から考えると、こうなるならマンション買って団体信用生命保険掛けておけばよかったなー、とか。

 

所得補償保険

これは会社が加入してました。健保の補填分にプラスする形で。入院すると休職することになるので、あったほうがよさそうです。

 

保険の話はこのくらいで。

 

 

すい臓がんの痛みと対応(食事と生活)

bizmania.hatenablog.com

、というエントリを書いたところで、では、現在どういう痛みがあるか、その対応について書いておきます。

 

(注意) 自己流なので単に個人的なメモです。患者の方はお医者さんに相談してくださいね。私は、お医者さんに相談しても一般的なことしかわからないので、自分でどう対処したかをメモしておくと似たような人に参考になるかなということで残すメモです。

 

1か月前に急性すい炎で入院し、1週間ほどで退院していて、それ以降は、結構おなか痛いんですね。急性すい炎を境に顕在化した感じです。

 

お腹の痛み

痛みは3種類あって、みぞおちのあたりがツキーンと痛い。その左右が痛いというすい臓から直接来る痛み。これはたまに来ます。お腹側に来ると痛いし、背中側には「凝り」として現れます。

 

また、食事をすると、胃や腸が動き始めて、じんわりとした痛みが始まります。これは結構長く続きます。痛みの感じとしては、下痢とか便秘のときのお腹の痛みが変化しながらずっと続く感じです。激痛ではないものの、苦しい痛みです。

 

あと、立ったり、歩いたり、身体を起こしているとだるく、その後数時間はお腹が痛くなってきます。横になりたくなるのです。2番目の痛みと同じ感じ。長く活動していると翌日もお腹は痛くなります。

 

お腹の痛みへの対処

食事しての痛みについては、実は食べないとそんなに痛くならないんですよ。だから食事を抑えたりしたんですが、これをやると体重がどんどん落ちてきます。1日平均300gくらい。スティーブ・ジョブズも痩せてましたが、まさに病気ダイエット。これでは良くないので食べることにしました。

 

それで痛みについて言うと、薬で抑えるのが一番です。我慢して横になって痛みが治まるのを待つのはあまり生産的ではないことがわかりました。収まらないから。すい臓がんなどに刺激されて腸が妙に活動しているみたいなんですね。あと腹膜への転移もあるし。お医者さんから処方されたのはカロナール(アセトアミノフェン)です。これは私にはききました。市販薬ならタイレノールですね。パブロンなどの風邪薬の主剤なんですがあちらはほかにいろいろ入ってる。アセトアミノフェンオンリーなのは市販はタイレノールかな。あと、イブプロフェンも効きますね。

 

もう痛いのは仕方ない。アセトアミノフェンイブプロフェンなどを使って痛みを抑えて活動可能にします。これが私の個人的な結論です。もちろん何も使わなくても痛みが治まるときはあるんですけどね。でも、横になって痛みが治まるのを待っていたらずっと寝てないといけない。それでは何にもできないですから。また、がんですから横になっていて良くなるわけではないんです。風邪とは違うのです。痛いのは仕方ない。痛みをどうにかするほうを考えるわけです。

 

あと、背中の痛みもキツイんですけど、これはマッサージ器を使いました。もむと多少良くなります。すい臓の痛みが背中側に出るんですが、マッサージは一時的に改善します。おすすめです。

 

私が使っている一つがこれ。アルインコのネックマッサージャーだけど、リクライニングチェアに座って腰に当たると腰などもマッサージできる。もみパターンも3種類あってそれぞれ使える。値段から見てもコスパよし。

 

 

 もう一つはベッドで長年使っているのが、オムロンのマッサージ。こちらも安くて良い。前はルルドマッサージクッションを使っていたのだけど。どちらも良い。両者はもみ玉の形が違っていて、ルルドは半円、オムロンは扁平。ルルドは半円でピンポイントで押してくる。オムロンは扁平でエッジでぐりぐりする感じがあって、なれるとこっちの方が好きになった。

 

オムロン マッサージクッション ベージュ HM-341-BG

オムロン マッサージクッション ベージュ HM-341-BG

  • 発売日: 2012/04/10
  • メディア: ホーム&キッチン

 

食事

お医者さんからは低脂肪の食事を勧められていました。最初は脂肪ゼロを目指していたんですが、そこまでしても痛みは変わらないことがわかりました。1日30g未満を目指して、クリームや牛肉やオイリーなものを避ければ結構いろいろ食べられます。お好み焼きも油使わず、豚バラではなく蒲鉾入れれば、ソースと鰹節で結構おいしく食べられます。ドレッシングは脂肪ゼロのもの、パンもバターを避ければもともと入っている油分は問題なしです。あとは、低脂肪乳も。

 

起きているとお腹が痛くなってくる問題と生活の質

このすい臓なのですがが、どうも体を起こしているとだるく痛くなってきます。会社で執務するような姿勢はもうダメで、3時間が限界。体のだるさとお腹の痛さがキツイのです。実際は30分くらいで苦しくなってくるので、30分起きたら15分横になるみたいな感じになります。また、3~5時間起きていると、そのあと、夜など腹痛に悩まされるし、翌日もだるいし痛い。先ほどの薬では抑えきれないのがつらいところ。

 

この状況で在宅勤務を含め、寝ながらPCなど使えるようにしようと考えて、寝ながら仕事ができる環境を用意することにしました。

 

そこで選んだのが高座椅子です。下のリンクはアマゾンだが、サンワサプライダイレクトショップの方が安かったのでそちらがおすすめ。椅子としては安いので最高ではないですが(椅子は一般的に3~5万円出さないと質は良くない)、リクライニング角度135度で半分横になりながらPC操作するにはいい感じです。耐久性は10年持たないレベルだが、1-2年くらい持てば十分かなと。

 

 

こちらに次のテーブルをつけました。もともとあったテーブルと椅子は即捨てました。オカムラのヴィスコンテを使っていて気にいっていましたが、これからの人生にもはや必要がないのです。

 

 

このテーブルはベッドにも使えるしなかなか気が利いています。高さ、幅調節できます。天板も傾くので寝ながらに便利。ただ調節できる分、ネジが緩むことがあったので、高さ、幅が決まったら思いっきり締めこんでおくことをおすすめ。もっといいやつでもよいかもしれない。

 

あとは、そのテーブルにモニターアームを取り付けた。

 

 

 

足元には足載せ。

 

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テーブルには、フットレストも装着。ただ、これ最初体重かけすぎて、テーブルの高さが下がってしまったので、あまり良くないかも。テーブルのねじ止めを締めなおしたものの、テーブルが安いのであまり負荷をかける設計ではなさそう。

 

 

そんな感じで環境を整えました。特に入院して体調が今より悪くなる前と考えて急いだのです。

 

 あと、テーブル脇にはキャスター付きの小さめのワゴンを置いて、作業もしやすくしました。本が大量にあるんですが、これを最後の日までに全部スキャンして片づけたいなと思っています。

 

 

まあ、そんなところで。

 

 

がんになりました(すい臓がん ステージ4)

年末はバタバタしていました。内藤です。

久しぶりに更新します。

 

タイトルに書いたように、この1か月くらいですい臓がん(ステージ4)が判明しました。48歳男性会社勤め。妻子。子供は1人いて5歳です。

 

自分と同じような人に役立つようにいろいろ気づいたことを書いておきます。

 

ステージとは

がんは進行状況をステージ(0~4)で表現します。ステージ4というのは手術不能で進行した状態です。すい臓がんでは、一般的には余命12か月ほどか、もっと短いようです。

 

すい臓(膵臓)の機能

すい臓というのは、地味な臓器なんですが、体内では重要な臓器でして、消化をつかさどる消化液を出す機能と、血糖値を下げるインシュリンを出す機能があります。

 

すい臓がんについて

治療が難しい難治のがんです。スティーブ・ジョブズもそれでなくなりましたね。一般的な健康診断ではほぼわからず、かなり進行して症状が出てから見つかります。私の場合は急性膵炎で入院してわかりました。すい臓がんは見つかった時には半数がステージ4と言われていますし、ステージ2までで手術できても5年生存率は30%以下。私のようなステージ4では1年生存率も30%以下のようです。

 

すい臓がんの治療法

すい臓がんの治療法はステージによって異なりますが、がんの一般的な治療は、まずは切除できるかどうか、です。切除できないところまで広がっている、転移しているとなると切除不能となるため、放射線療法や化学療法などになります。私の場合は、すでに肝臓に小さな転移、腹膜への転移があるため、化学療法でがんが縮小すれば寿命が少し伸びるのを期待するということになります。とはいえ、あと半年のところが1年になるか1年半になればいいね、というようなところです。

 

すい臓がんが見つかった経緯

今年の11月中旬くらいからお腹が痛くなりまして、今から分かるのは肺の下、みぞおちやその横くらいが、激痛じゃないんだけど、いやーな痛みが続きました。姿勢を変えると痛みが変わるというもので、これはすい炎特有のようです。そのときは分かりませんでしたが。いったんは朝方くらいには収まるんですが、午後からまた痛くなってくるというのを数日くり返していて、おかしいなと思い、会社近くのクリニックへ。そこではわからず様子見ましょうとなったんですね。盲腸などと違ってわかりにくいんですね。

 

だから急性すい炎については、診断と治療はそれなりに大きな病院に行った方が良いです。血中アミラーゼの測定や、造影CTができるところ。近場のクリニックではまず無理です。とはいえ、そこのクリニックですい炎が判明しても現在の状況は変わらないので、何とも思っていません。

 

それで翌日も変わらず痛く、動けたので大きな病院の夜間外来へ行って急性すい炎が判明します。そのまま入院となりました。

 

ひどく進行していたわけではないので(進行していたらICU)、絶飲食を中心とした治療になり、並行して原因の調査となりました。

 

その調査で、すい臓に腫瘍があるとわかりました。この腫瘍ががんなのか、どういうがんなのかについては、確定診断のために、超音波内視鏡による検査、内視鏡で穿刺して細胞診などを行いました。確定診断は細胞診の結果を待ち、12月の上旬に、すい臓がんステージ4が確定しました。

 

すい臓がんが見つかってショックだったか

実は思ったほどショックではなかったのです。急性すい炎で入院して数日。CTやMRIで腫瘍があると知らされまして、その時の担当の医師は非常に暗い顔をしているんですね。もともと医療関係の情報が好きですい臓がんについても知っていたので、自分がり患しているのは「ヤバイやつ」というのがわかりました。余命言われるタイプのものだろうと覚悟したのです。これはもうどうしようもないやつだろうなと。

 

それで、まず思ったのは、「今生ではここまでか」ということでした。私は100%信じているわけではないのですが、輪廻転生的な考え方をしています。なんか苦労があったら、カルマとは言いませんが、前世からの宿題だなあとか思うことにしていましたし、今、48ですが努力するのも来世楽だからと思うことにしています。そうすると、なんか気がラクだし、捨て鉢にならない、何事も自分の問題として引き受けて考えやすいからなんです。ただ、この考え方は少し危険で、他人に対して言うと差別になるので注意が必要です。かわいそうな状況、人権的に侵害されている状況に対しても彼らは前世で悪いことをしたからだと考えるのは良い考え方ではありません。あくまで自分のことに関してだけ考えるのです。

 

ちょうど今、このブログで就職の話を書いてしますが、私は最終的に自分のやりたい仕事の大手企業にいて、いろいろ工夫して自分のプロジェクトを進めていて、それに2千万円くらい予算付けてもらっていました。仕事的には干された時期もあるものの、理解されつつあり、いい感じだったんですね。また、遅くなりましたが40歳で結婚し数年後子供も生まれました。今5歳で可愛い盛りです。

 

私の人生がここまでということはショックながら受け止めることができました。「そうか、こうくるか」と。私の人生にはいろいろなことが起きました。人生で起きたことはすべて引き受けるしかありません。それが人生で学んだことです。出されたご飯は全部食べるのです。

 

ただ、私は育つ家庭であまり父がいないのと同様な環境で育ち、いろいろ教えてくれる父だったらよかったなあと思っていて、自分の息子には大人になるまで適切にガイドしてやりたいと思っていたんですね。でも息子が小学生になるまで見れるかどうかという状況になり、悲しくなりました。また妻とも協力してやってきていて、自分が抜けることになってしまう、ということはツライなと思ったのです。

 

死は受け入れることができますが、別れというのはつらいなあというのが強く感じたことです。

 

確定診断へ

急性すい炎の退院後、細胞診の結果が出たあたりで、診断を聞きに行き、すい臓がんが確定します。余命は一般的には12か月くらい。妻と二人で話を聞きに行き、事前に話しておきましたがショックながら受け止めてくれたようです。これが12月の中旬。今から3週間くらい前です。

 

転院へ

その病院も悪くはない有名病院でしたが、難治のすい臓がんの場合、より専門性の高い病院が良いため紹介していただきました。素早く手配していただき、翌日朝には専門病院外来へ。そちらでも最速で検査していただきました。まずは切除可能かの検査となりましたが、午後には切除不能と判明しました。肝臓への転移、腹膜への転移があるためです。それでステージ4として治療の可能性を午後探ることになりました。

 

午後には担当の先生と話しますが、暗い顔しかしません。転移しているので、治療が難しいのです。医師のいう「難しい」は技術者の言う「難しい」と同じで、事実上不可能、の意味です。頑張ればなんとかなる意味ではないんですね。

 

ただ、まあ、先進医療でやっているところがあるからと紹介いただき、翌々日には別な大学病院へ行くことになり、そこで化学療法を受けることになりました。年明けから入院します。この治療は効けばラッキーです。何もしなければ半年くらいのようです。個人的にはいろいろな後始末ができればいいなとか、息子が小学校上がるところまで見たいとか思います(その後父なしにしてしまうのはつらい)。

 

がんの進行

がんというのはどんどん成長します。そして成長する過程でその臓器が機能しなくなるんですね。それによる身体の不具合が出て、死に至ります。すい臓がんの場合、すい臓機能がダメになるとか、腫瘍が大きくなって腸閉塞を起こしたりなどです。また転移したがんでほかの臓器の不全を起こすというのもあるでしょう。

 

だから今、ブログを書いて比較的元気(といってもすい炎やすい臓がんのため、30分くらいしか立ったり起きたりしてはいられないし、お腹は痛い)ですが、有るタイミングで急速にいろいろな不具合が出て死に至るのでしょう。あまり長くない使える時間をフルに使いたいと思います。

 

終活へ

物は考えようです。交通事故なら終活とかなしに突然死でしょう。準備もなにもあったものじゃありません。余命がわかる。あと1年。もしかすると半年、3か月かもしれない。とはいえ、今すぐではないので、用意する時間が取れるんですね。これは悪いことではないんですよ。

 

というのも、人は必ず死ぬんです。いつか死ぬ。それがわかるので準備できるんですから、悪いことではないんですね。ただ、このタイミングかー、というのはあります。子供がもう少し大きくなるまでとか思うんですけど、でも、それが私の運命なんでしょう。別に不摂生したわけでもないし、たばこも吸わないし、酒も普段は飲まない。別に悪いことは何にもしていないんで、私が悪いわけではないんですよ。強く遺伝性でもないし、たまたまそういう身体だったということです。まあ、まだ48歳ですから、少しがんになるには早いですね。それはちょっと残念。もっと結婚とか子供が生まれるのが早ければ成人まで面倒見れたんですが、まあ仕方ない。人生遠回りましたから。遠回りした割に、終わるのが少し早かった感じですね。これが40ならちょっと悔しいし、30なら悲しいでしょうが、48で、それなりにいろいろ頑張ってやってこれたので、個人的にはめちゃくちゃ悔しいという感じではないのが幸いでした。海外も見ましたしね。たくさん本も読んだ。自分の遠回りせざるを得ない問題に真剣に対応できたし。

 

繰り返しになりますが、悲しいのは、妻子と死に別れるということです。70とかならまあいいかなんですけど、ちょっと早いのがね。。息子とキャンプに行きたかったなあとか思います。いけるかもしれないけど。幸い、10月に息子と二人でキャンピングカーに一泊の旅行に行ったりしたので、思いついたときにやれることは全部やっておくのがいいと思います。だってこうやって突然、終わりが来ることがあるんですから。

 

ステージ4での治療に関する考え

こうやってがんになる前は、無理に延命する治療はどうかなあと思っていたんですが、ステージ4で化学治療して寿命を半年、1年と伸ばせるなら悪くないなと思うようになりました。というのも、がんが進行するといろいろ不具合出ますからね。それが少しでも遅らせられるなら悪いことではない。また、半年で死ぬより1年で死んだ方がいいかなと思います。ただ、奇跡が起こって治る!とかは思わないです。やはりそれだけ厳しい状況と受け止めています。終活するだけの自由と時間がもらえるなら悪くないなと。あと、代替療法には興味ないです。標準療法で十分です。一縷の望みってそれ宝くじですからね。宝くじが当たると思う人ですか?というのが分かれ目かと思います。

 

仕事について

すい臓がんの確定診断が出た段階で上司には話しました。人事とも話して、在宅勤務を組み合わせるなどいろいろ対応を取ってもらえそうです。そういう意味で大手でホワイトってのはとてもいい。仕事は今取り組んでいるプロジェクトはもう少し進めたいと思っています。ただ、それも今後の体調次第なんですが。

 

室内環境について

あまり長時間起きていられないので、リクライニングチェアで寝ながら仕事ができるよう、机と椅子を買い換えました。もうそれは確定診断後には発注。今までも結構いいオフィスチェア使ってましたが、廃棄。もうそれは人生で必要ないものになったんですね。あと半年、1年で死ぬと思えば考え方が変わります。自分に必要のないものはどんどん処分していきます。子供と妻にはいろいろとメッセージを残しておきたいなとかそういうのも始めました。自分の私物の処分も進めます。心が軽くなったのは、あー、これから服買わなきゃと考えなくていいな、と。今あるので今回の人生では十分だなと。

 

 

以上、がんになったというお話でした。

正月から明るい話ではないですが、役に立つ人もいるでしょう。

 

お腹いたいですが、今のところ生きています。