ビジネス本マニアックス

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がんになったときに考える保険 (健康保険、医療保険、がん保険) の話

bizmania.hatenablog.com

、というエントリを書いたところで、保険について考えを書いておきます。

 

健康保険について

健康保険では高額療養制度というのがあって、月額の医療費が高額になった場合、健保がその分を出してくれる制度です。ただ、これ所得区分があって、所得によって上限が変わるんですよ。ちょっと多くもらってると自己負担限度額の基準16万円くらいと、えらく高いんで、年収770万円越えてるなら、自己負担限度額は、医療保険積み増しておいた方がいいと思います。

 

入院した場合、差額ベッド代とか、食費、パジャマ代などを別にすると、月額医療費は3割負担で10万円代におさまりそうです(手術別)。あんまり毎月高額かかる感じではないものの、休職と組み合わさると、ボディブローのように効いてきそうな感じではあります。

 

限度額適用認定証の申請

健保の高額療養制度は、いったん払ってから健保から超えた分を振り込んでもらうという仕組みですが、事前に健保に「限度額適用認定証」というのを申請してもらっておき医療機関に提示しておくと、初めから限度額内の支払いになります。これはやっておいたほうが良いのですが、申請から認定証が届くまで10日くらいかかるので、病気がわかったら早めにやっておきましょう。

 

健保の高額療養制度の細かい話

この計算は1日~月末なんです。あんまり操作できるところじゃないんですが、月またいでしまうと、限度額行かないことがあり得ます。病院かかり始めるのは月初のほうがいいかなあと思ったりします。

 

医療保険について

実はあんまり高度なのはかけていなくて、都道府県共済の医療保険でした。なかなかそんな入院ってないですからねぇ。手厚いのを掛けておくと掛け金も大きいので難しいところです。ただ、死亡については役割を分けて単体の生命保険を掛けておいた方が良いかなと。

 

保障については、抗がん剤放射線治療の場合、標準療法でいろいろ決まっていて、週5日抗がん剤放射線を3週間プラス1週間休みを1クール、何クールか、とか。週1日抗がん剤を3週間プラス1週間休みを1クールなど、だいたい、1~2か月のパターンで、後半は外来に切り替わるのも多いようです。つまり、入院しても1~3か月くらい。それくらいの想定で良さそうです。あと、差額ベッドなんですが、0円もありますが、空き状況によって5,500円の差額ベッドの部屋になるケースも多いのです。入院中に0円の部屋に移れたりもしますが、日額5,500円は覚悟しておいたほうが良くて、入院一日あたり5千円の保障は最低ラインで、1万円くらいが妥当だと思います。

 

医療保険の請求は、入院については病院の領収書でいけるようです。治療法や診断で支払われるタイプは、保険会社指定の診断書があるのでそれを入手して病院に書いてもらう形になります。診断書は結構日数かかるので早めに動いた方が良いです。休職する場合、会社にも診断書がいるので会社の人事に必要な様式、項目があるか聞いておいた方がいいです。

 

 

がん保険について

掛けてなかったんですよね。

 

gdb.ganjoho.jp

統計データ見ても、確かに日本人の死因1位ががんになりましたが、がんは高齢者が多いわけです。40-59歳だと、がんによる死亡は0.33%なので、そんなに多くない。かかるのは運が悪いわけで、これに向けて保険掛けるのはなあと思いました。

 

生命保険

生命保険は子供が小さかったこともあって、4千万円かけていました。もっと掛けていればよかったかもしれませんが、こちらも掛け金とのバランス考えるとなかなか。今から考えると、こうなるならマンション買って団体信用生命保険掛けておけばよかったなー、とか。

 

所得補償保険

これは会社が加入してました。健保の補填分にプラスする形で。入院すると休職することになるので、あったほうがよさそうです。

 

保険の話はこのくらいで。