プロのセンスは格段に優れている

　話は戻るが。そのBoAの新曲の感想を読んでいたら、技術的な批判をしてるのがいくつかあった。リズムとか音程とかが悪いとか。内藤の印象では、単に自分の好みの路線でなくなってしまった、ということなんだろうと思うんだけど、男だからか、批判になると理屈っぽくなってしまうのかもしれない。

　ただ、内藤は自分の音楽センスを信用してない。だから、音程とかリズムがずれてるとか分からない。だから、よく言えるなあとか思ったりする。というのも、こうやって販売されている音楽って、プロが多く関わって作ってるから、そういう変なものは出来ないはずなんだよね。自分が、音程が変だなあと感じても、それは単に新しい和声感が学習されてないだけだったりする。聞いてると、はまってくるようなやつ。そういう知識があるので、自分のセンスに合わないから、すぐ、失敗作、と断言できるのは、ファンの特権だなあとかふと思った。好き嫌いと良し悪しが一緒になってしまうんだな。まあ、もしかすると、すごい音感の持ち主で、作り手のプロより凄い感覚でおかしいと指摘しているのかもしれないけど。でも、その可能性はとても低いでしょ。

　というわけで、内藤はプロの意見はまず正しいと仮定して考える。まあニセモノのプロには気をつけないといけないけど。