ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2005-06-14 (2) コットン100%米国製Tシャツ屋さん


  先日、コットン100%の米国製Tシャツが激安いという話を書いたけど、それについて、サイトを紹介しておきます。



  激安いのは、いくつかあるんだけど、内藤が何回か買ったのは、問屋街 でした。米国製の無地Tシャツやパーカーが激安で買える。


  お勧めはGILDAN(ギルダン)。ここの白Tシャツは、なんと328円。カラーでも472円。6.1オンス ヘビーウェイトは、しっかりとしながらしなやかで光沢感のある生地。作りもとてもいい。ていうか、これこんな値段で買えたら、ほかの無地Tシャツは買っていられない、という感じ。ほかにもUnited Sports Headline (ユナイテッドスポーツ) もほぼ同水準の価格。こちらも、しなやかで、つくりはいい。定番のHanes (ヘインズ) ももちろんそれらに比べると単価は約500-800円と相対的に高いが、質が良い。


  なんといっても、これらの米国製もしくは中南米製のヘビーウェイトのコットン100%Tシャツは着心地が最高。ポリ混では味わえないしなやかさ、肌のあたりの良さ。汗の吸いの良さ。風通しの良さ。しかも、縫製もきちんとしていて着心地がいい。耐久性もいいので、2年くらいは持つ。部屋着とかに使うならもう少し持つ。まだ家にはフルーツオブザルームのTシャツが残ってる。着心地、生地の見た目、縫製、耐久性、それらが高いバランスを持ったまま、非常に安価。さすが、コットンの国、アメリカだなあと思わせる。ユーザーのチェックも厳しいのだろう。まあ、その低価格というのは、南米からの移民や出稼ぎ労働者が低賃金で働いているところからくるのだろうけれども。


  余談だが、サラリーのパッケージになっているヘインズの赤T青Tは下着用なんだが、ライセンス生産品なんであんまり質は良くない。今は中国製。実はこちらも内藤は愛用していてワイシャツの下に青Tを着ている。スーツ向けには薄手で吸湿性がいい。これ、昔は米国製だったよね。それが、中南米製になったあと、中国製になった。中国製の最初のころは質が良くなくて、あっという間にダメになった。でも、今出てるライセンス品はなかなか質がいいよ。肌触りは昔と少し違うけど、まあ、実用レベル。とはいえ、ギルダンの白Tシャツが400円以下で買えるとなると少し考えるなあ。


  ここは、発注のレスポンスも早く、ウェブから発注後、3-4日で届く。支払いは銀行振り込みが楽かな。まあ、残念なのは説明がとても少ないので、品物を知っていないと買いにくいというところ。




  あと、利用した面白いTシャツ屋さんは、有限会社イージー 。ここも米国製の無地Tシャツを販売しているのだけど、オリジナルTシャツのNutsブランドも出してる。Nutsは買ってみたけど、いいTシャツです。紺色がいいかなあ。


  ここの人は「オンライン商人成功への道」という本を出していて、商売の参考になる。ここの特徴は、説明がクドイくらいたくさんあること。店主の思い入れいっぱいの、楽しいネットショップ。ひとつの理想形だよね。読んでいるとついつい期待してしまうくらい、思い入れギッシリの紹介文。


  また、このお店はオリジナルTシャツに力を入れていて、そこも特徴。オリジナルとよく言うと、単に市販のTシャツにプリントしただけのを言ったりすることも多いけど、ここのは違う。このオリジナルというのは、生地選定、縫製もろもろがオリジナルの無地Tシャツ。オリジナルTシャツに力を入れるというのは、簡単に価格比較が出来てしまうネットショップが目指すべきひとつの方向だと思うし、ここのオリジナルTシャツは良いものだと思う。


  ただ、アメリカ製の大手メーカーのTシャツについて言えば、モノはネットのどこでも買えるので、価格面ではここは厳しい。モノによるけど上で紹介した問屋街の倍くらいする。倍といっても、問屋街で500円が、ここで1000円という感じ。それだけ問屋街が異様に安いんだけど。あと、クレジットカード決済も出来るし、決済方法も豊富。発送は劇早なので、発注すると翌日くらいには届く。最近は、送料割引している。だから、そこらへんの付加価値をどう見るかでこのお店の見方は変わってくると思う。



  ここはTシャツを買うだけではなくて、専門店型のネットショップのひとつのあり方として、勉強になるところだと思います。今後どうなっていくのかも。