ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

 内藤も2004年で33歳になりまして、最近思うのは、やせるの難しくなってきたなー、ということ。特に下っ腹が。前は食事で簡単に調整できたんですよね。数年くらいまでは。ご飯とかの炭水化物量を調整するとてきめんに。でも最近はそうもいかないのです。どうやら30代になると難しいらしい。


 それで、ダイエットのために運動するのですけども、なかなか続かない。まとめて運動するのってなかなか気が重いんですよね。どうして続かないのかな、と。それに明瞭な答えをくれるのがこの本です。フィットネスクラブも経営した著者がどうして続かないかについて解明してくれています。要は、激しく運動する→疲れる→運動後は動かない→それが太る、しかも、継続しない、ということだそうです。なるほど、と。


 この本では、そういう激しい運動はしません。とにかく1分程度で終わる運動を朝から夜までの間にチョコチョコやるという発想なんです。そうすることで、とにかく疲れが溜まらないので、たくさん出来る、と。しかも、日常生活のどこでも出来る、と。つまり、一日での運動カロリーがグッと増やせて、しかも、結果的に筋肉もつくので基礎代謝が上がって痩せてくる、と。しかも負荷が軽いので50歳からでも出来る、と。


 えー、こんな簡単なのでいいの?? というようなものですが、内藤も半分疑いながらやってみましたが、これは効果あります。ダイエットのための運動というと、走ったりなんだりと、特に激しい運動なんかすると、運動直後からグターとしてしまいますよね。翌日もだるい。おかけで翌日は運動しないしあまり動かない。それはむしろ、運動後に使うカロリーが減るので良くないらしいのです。対して、ながら運動なら運動直後から疲れない。だから、本当にたくさん一日の中でそういうプチ運動が出来るんですね。しかも楽しく。やってると結構爽快な気分になってきます。運動の1円貯金を一時間に何回かしていくと意外に溜まる、みたいなそんな感覚です。よく脂肪を燃焼させるには20分以上やらないと…、というのがありますが、1分だけの運動でも効果があるみたいです。というのも氏によると、1分の運動前も動いているし、運動後も動き続けているから、と。むしろたくさん積み重ねる蓄積はバカにならない、と。



 内藤もやっていますが、これは効果が実感できます。この本は50歳向きに書かれているので、内藤からすると負荷が軽いです。そこで、この本にある運動だけでは物足りないので、もっと負荷の高い運動を加えています。内藤が加えているのは、日中のスクワットと、腕立て伏せ。あとは、夜に著者もしているダンベル運動。加えて、あとで紹介するデューク更家さんの提唱するウォーキングダイエットと腹筋運動。


 日中のスクワットと腕立て伏せは、一日にそれぞれ10回1セットを一日の中では10-20セットくらいやってます。これくらいやると筋肉がつくつく。しかも1セットだけだと疲れがあまり後を引かないんですね。コピー機でコピーされるのを待ってる間とか、プリンターの前で待っているときなんかにスクワットしてます。1分あれば出来ますから。


 あとは付け加えているのは、著者もされてますが、夜にダンベルによる運動を週に2-3回くらい。これもあまり根を詰めないで、適当にやってます。適当にやるだけでも効果あるんですね。それから後に紹介するデューク更家のウォーキングも組み合わせてます。


 サプリメントは、まとめて多めに運動した日には、ゴールドジムアミノ酸パウダーを飲んでるくらいですね。これを飲むと筋肉の回復が進むので、筋肉痛になりにくいです。わりあいと高いですが、アミノ酸の単価を考えるとむしろ割安です。結構あちこちで売ってて入手しやすいし。これの錠剤はなんだか効かないような気がします。


 そんな感じで、3ヶ月くらいで出ていたおなかがへっこんで来ました。筋肉もムキムキですよ(少しやりすぎ)。運動ってまとめてやろうとすると、気が重いんですよね。この本で学べたのは、チョコチョコやっても、集中的にやるよりは効率が落ちるものの、結構効果がある、ということでした。むしろ、疲労が蓄積しないので、継続できるし、いいやり方だなあと思います。しかも日中にスクワットや腕立て伏せをすると、エネルギーが発散されるのでかなりすっきりした気持ちになります。オフィスワークにはかなりいい気分転換になります。


 というわけで、ながら運動ダイエット。こんな簡単で続けられるのに、効果的なトレーニング方法があるのか!!というわけで、フィットネスクラブに挫折した人にもお薦めです。