ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

2004-08-26 「営業マン向きの靴の選び方」 (8/26のメルマガのコラムです)


ビジネス本マニアックスの内藤です。


 週も半ばですねー。涼しくなったり、暑くなったりで、たまりませんな。


 さて。今日は日帰り出張に出ていたのですけども、帰りに靴でも買おうかと八重洲の商店街を見ていました。


 で。まあコネタということで営業マン向きの靴の選び方について書いてみます。というのも、靴屋で売ってる靴は履き心地悪いのが多いから。あんなの履いてて身体壊さないかな、っていうくらい。というわけで、まあつまんないかも、とか思ったのですけども靴選びまとめてみました。


 ポイントは以下の6点です。ほとんど靴底とカカトに集約されます。



1. 靴底のグリップ性


 営業は雨の日も出かけるし、大理石の上でツルツルしたところも歩くので、グリップ性が重要です。お買い得だなと思ったら、実は靴底に手を抜いていてグリップ性が悪いやつが結構あります。ちょっと履いてみればグリップ感は分かります。もちろん皮なんて営業マンには向きません。



2. 靴底の柔軟性


 しゃがんだり歩いたりが多いので、ソールが曲がりやすいのも大切。結構、高い靴で曲がらないヤツがあるので要注意です。適度に曲がらないと足が疲れます。しゃがむのが嫌になる。安いと思ったら曲がったらなかなか戻らないやつがあります。これも要注意です。



3. 靴底の見た目


 最近のウォーキングビジネスというヤツだと靴底が厚すぎてスニーカーっぽくてかっこ悪いです。またウォーキングタイプは、靴の光沢感がないことがありますね。やはり靴は光らないと。



4. 中から見た靴底の弾力性と耐久性


 靴底は全体重が毎日勢いをつけて乗るので非常に耐久性が必要とされます。また、ショックを和らげるために弾力性も必要です。これを高度にバランスさせないと履き心地が良くて耐久性がある靴にはならないのです。また、クッション性を良くして、かつ、頑丈にすると、今度は重くなったりします。重い靴なんて営業には使えません。ほら、振り子で歩くのが楽とか言うのがありましたが、営業マンには重い靴なんて大リーガー養成ギ
プス並みに疲れます。 つまり、クッション性が良く、しかも、軽く、かつ、耐久性があることが必要です。試し履きしてみて、ちょっと弾んでみたときに、弾みすぎるヤツは疲れます。たぶん靴底に発泡性の樹脂だけが充填してある。で、適度な弾力感があって、わりかし軽いヤツが良いのです。



4. かかとが当たる靴の裏の部分


 マトモな靴は、かかとの裏に当たる部分の皮がちゃんと起毛してあります。それはかかとをつかんで、歩いているときにかかとが靴から脱げないように機能しているのです。安い靴はそこを手を抜きます。



5. かかとが当たる靴の外の部分


 ここは普通は、とても堅く作ってあります。外からグイと押しても動かないはずです。やわらかいとすぐ靴がダメになります。



6. 足を差し込むフチの部分


 内側にふっくらと足首をホールドするクッションがついているヤツがベストです。海外製の靴は結構それがないですが、あるとないとでは大違いです。歩いているときに足首に当たるので快適さに違いが出ます。



 こんなところですか。要は靴の快適さは、靴底とカカト部と足首を入れる部分の三箇所で決まっていると、内藤は個人的な経験から思っています。特に靴底が最重要です。軽くて、重量バランスが良くて、適度なクッション性があり着地の衝撃を和らげ、足が次に進み、雨の日もちゃんとグリップし、しゃがんでも柔らかく足の指の曲げにフィットすることが必要なのです。


 で、実は、結論から言うと、日本のそこそこ知られた製靴メーカーが作っている実売価格1万円から1万5千円弱くらいの靴が一番履きやすく長持ちします。もうこれはかなり鉄板でもって、良い。デザインは平凡ですけど。しかも履きつぶしても困らないくらいの良心的な価格。あと、日本の湿度や夏の暑さも考慮しているために、通気性も結構いいです。


 やはり日本のそれなりに知られた製靴メーカーの靴は地味ですけど、非常によく出来ています。日本のビジネスマンの要望にきちんと応えたバランスの取れた靴です。しかもそんなに高くないです。ノーブランドで安い靴は上のポイントのどこかを手抜きしてます。内藤はかなり沢山安物を買ってみましたが、どうやっても、日本のそこそこ有名な製靴メーカーの地味な1万円前後の靴には敵わないのです。



あとは履きこなしですが。


 どこでも言われていますが、靴は3-5足くらい持っていて1日履いたら2日休ませると非常に長持ちします。3年以上持ちます。そこそこ良い靴を休ませつつ履くと良いです。1日履くとかなりの水分を靴が足から吸うのですけども、2日ほど置かないと乾かないのです。連続して履くとヘタってきます。


 また、月に一回、靴は清掃用のクリームで拭いて、その後、靴クリームを塗りこんで油分を皮に補充してやると寿命がかなり伸びます。見た目も良いです。


 また、靴は蒸れるので、臭くなります。足はすごく汗かくし。まずは、抗菌消臭の中敷をお薦めします。内藤は、「オドイーター皮しぼ」という中敷を使ってます。皮風の表面で滑らないので歩き心地が良いです。オドイーターの普通のヤツは表面がわざとツルツルなので歩いていて靴が中で滑って歩きにくいのです。


 それで、匂い対策では、中敷に加えて必須なのが、消臭スプレーです。朝、履く前に、靴の中に消臭スプレーをシューっとやってやると一日経っても匂いません。別に靴用でなくても大丈夫。無香料の適当なヤツでOKです。ゴミ用の無香料除菌消臭タイプが結構いいかも(笑)。帰ってきてから一発シューッとやっておくのも良いです。




あ〜、我ながらしょうもないこと書いたかも(笑)。

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