ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

SPA!に載りました〜

ご無沙汰してます。超多忙です。そんな中ではありますが、週刊SPA!さんから、06年下半期ビジネス本大賞の取材していただきました。近くまで日曜に来ていただいたKさんOさんありがとうございます。今回は、手帳に関する本でした。けなしてしまった本の方々す…

 「ランチェスター販売戦略 (1) (文庫) 」 田岡 信夫 著 1992年 サンマーク出版

■[感想] では、古めシリーズということでこちらも。 ランチェスター戦略というと結構前に流行った後、最近でもちらほら見かけます。この理論が有用かどうかといえば、とりあえず有用であり、ある局面ではまだ有効なツールなので、知らないのは不利というとこ…

 「松下幸之助発言集ベストセレクション〈第7巻〉商品はわが娘 (文庫) 」 松下幸之助 著 1996年 PHP文庫

■[感想] では、久しぶりに本の紹介でも、ということで古めながらこんなのはどうか、と。 松下幸之助の講演などをまとめた発言集の中の1巻。PHP文庫で安く手に入りお徳。中でも彼の語る商品論、代理店論は賛否はあろうとも読んでおくとためになる。 松下さん…

コトバは、どういう生き方をしている人が発するか

物事はコトバだけじゃ駄目なんです。もちろんコトバは、概念を表すので、コトバをうまく操れば概念を操作することもできますよ。でも、コトバだけではいつかめっきがはがれます。コトバって、どういう生き方をしている人が発するかが重要な意味を持つんです…

ネットってコトバだけ、テキストベースでのやり取りにすぎない

結局、ネットってコトバだけですよね。テキストベースのやりとり。あくまで出来事はPCの画面の先にあるんです。本当に何かを変えたければ、PCの画面の先の出来事のほうに関わっていかないといけないんです。

ネットでは世の中を大きく変えられないから大して重要じゃない

まあ、結局のところ、内藤にとってはネットの出来事ってあんまり重要じゃないとしか思えないんだよなあ。だから正直、そういうネットの出来事を凄く真剣に心配している人を心配してしまう。大丈夫か?と。ネットの現状だの将来だのを心配する人って大丈夫?と…

でもってこういう機会にいろんなヒトの考えが読める楽しみもある。しゃべり場的なね。

あとは、そういう炎上を通じて、いろんな考えの人が自分の考えを披露するのでそれはそれで楽しめる。なるほど、そういう考えもあるね、と。いろんなヤジウマがいるわな。

毎日が報じるほうがむしろ意図的

むしろそんなことを報道する毎日とかが不思議でならないし、要は、乙武さんのブログ炎上に便乗して毎日が皇室に男子誕生があることについて異議がある人もいる的な話を書きたいだけじゃないかとか深読みしてしまうね。

ネットの基本はテレビと同じヤジウマ精神なので「何か面白いことねーかなー」で動くから、別に「炎上」すら深刻な話じゃない

最近はテレビを見る時間をネットが少しずつ確実に侵食し始めていて、何か面白いことねーかなー、というときにテレビをつけてチャンネルを切り替えていたのが、ネットに接続してクリックするというのになってきたりしてる。もちろん内藤もそのうちの一人なの…

テレビのチャンネルを変えるようにネットでクリックして面白いもの探してるだけ

でも究極的にはどれもこれもどうでもいいんだ。だって所詮はネットでの出来事で、しかも匿名の10-100人くらいに文句書かれるくらいでしょ。たいしたことない。だってそれらはヤジウマだもの。テレビ見て面白いチャンネル探して切り替えるのと同じで、ネット…

コメントみんな書きたいねん

乙武さんのブログのコメントに書くのも、こうやってそれについて自分のブログに書くのもどちらも似たようなもので、何かイベントがあって、やあやあ、俺はこう思うぜ、みたいなのを書きたいわな。

乙武さんのブログ炎上に便乗して

乙武さんのブログ炎上に便乗して書く。それもまたよきかな。

まとめ

だから、内藤として言いたいのは、ビジネスの根幹である集客部はネットは活用するものの、それのみに頼るとヤバいということであり、アナタにも簡単に出来ますとかいう誰もが簡単に参入できるビジネスはやってはいけない、ということなのである。 -

ヤフーやグーグル頼みになるとそれらが『強大な「司祭」』になってしまう

ネットを見ていると、順位が下がって何故でしょう、というのが2chなんかに書き込まれていたりするが、結局のところそれはヤフー様やグーグル様のさじ加減一つで変わってしまうのであって、まあその辺りが、佐々木俊尚さんが「グーグル」のあとがきで書いたよ…

ほら、当サイトだってヤフー1位になったりするわけだし

というのも、例えば、当サイトがビジネス本で検索すると、ヤフー1位になったりしたわけだが、これもしばらくしたらどうなるか分からない。とりあえず、ヤフー様に評価されているんだなあ、とはいえるし、グーグル様にも3位なので評価されているのだなあ、と…

気まぐれな検索エンジンの検索結果を頼りにすると危険

ま、というわけで、検索エンジン目当てで集客をすべてそれに委ねていると、検索されなくなった途端に集客が出来なくなるし、集客はビジネスの要であるので、それを検索エンジンという気まぐれなものに委ねるのはとても危険なのだ、という話なのである。

ニッチとしてのロングテールで確かにありえる例 (世界に10個マニア向け製品を売るなど)

ただ、もちろんロングテール的なビジネスってのは確かにインターネットでアリになった部分はある。例えば、国内だけでは採算が取れないようなものでも、世界中のマニアに売れば採算が合うようなもの。内藤の前の仕事は、マニアックな先端科学製品の輸入だっ…

ロングテールが当てはまるのはアマゾンの書籍販売くらいなもん

あと、ロングテールの話なんだけど、実際の効果はそんなでもないとかいろいろ出てきたし、何しろ当てはまるのはアマゾンの書籍販売ビジネスとかかなり限られたビジネスのみということだな。ロングテール理論が適用できるビジネスってのは、数千万のアイテム…

ネットだけをアテに集客するとビジネスが砂上の楼閣になる

確かに今も、これからしばらくも検索エンジンというのはネットにおいて重要な位置を占めることは確かだけど、検索結果なんてある程度いいかげんなものなので、それをアテに集客をやると、ビジネスそのものの計算が砂上の楼閣になってしまうのだな。

簡単に出来ることは誰にでも簡単で皆がやって大変なことになる

だから、ネットだから簡単に集客できてウハウハ、なんて大嘘だっていうこと。いや、瞬間的には可能なんだけど、来年はどうか? 再来年はどうか? というと、確かなブランドや実店舗とかそういうのがないと難しい。しかも、誰でも参入できるビジネスが多くて、…

ネットで集客してウハウハ本の現実

つまり、よくネットの有料リスティング広告(オーバーチュアやアドワーズといった検索したときに上とか右とかに表示されるスポンサー広告ね)で、集客してウハウハみたいな本が出てるが、その著者がやっていたころは知られていなかったので確かにウハウハであ…

有料検索広告の現状

佐々木さんの「グーグル」に出されている例ではオーバーチュアとかアドワーズなんかのキーワード広告を使ってニッチな客に直接たどり着くことが出来る、という話が書いてあるんだが、現在はどうなっているかというと、そういうことがかなり知れ渡り、かなり…

確かにネットでは検索エンジン対策が重要ではある

確かに、ネットでの流れは、検索エンジンを起点とするものが多くを占めるようになってきていて、特定のワードにおいて検索結果で上位表示されることで大きな集客が得られる。または、それが有料検索結果であってもいいわけだけど。

佐々木俊尚さんの「グーグル」は分かりやすい

梅田さんの「ウェブ進化論」と並んで売れてるのは佐々木俊尚さんの「グーグル」で、内容的にはこちらのほうがより実用的で、分かりやすい。そういう意味ではいいんだが、コレ読んで、さあオラが商売もグーグルで商売だ、なんてやるとうまく行かない。そうい…

さらに、佐々木俊尚さんの「グーグル」なんかについて

えーと、翌日書こうと思ってたら、多忙の上に風邪ひいたりしていて書けず。とはいえ、書く日付は9/7でいいや。今日は9/9であるが。

テクノロジーで序列がつくのと人間である記者が序列をつけるのもどちらも取捨選択であることには変わりはない

いくらテクノロジーが凄いからといって、何十万や何百万ページの中から上位数十があなたの探しているページなんだろうか?ということ。検索エンジンはそこに検索エンジンの独自の基準があって取捨選択を行ってランキングを行っている。つまり、新聞社がどの事…

新聞を読み比べるように検索エンジンも比べることがやはり必要

それで、さらに言えば、メディアも複数あって比べたりするのが当たり前だが、実のところ、検索エンジンというメディアも本当は比べたりするのがいい。だって、検索結果なんて検索エンジンの勝手なランキングでの序列で表示されるだけなんだから。

広告は僕らの生活に不可欠なものである

でも、違うのだ。広告は善なのである。メディアは善、というか必要なんだな。広告で需要を喚起するということが僕らの経済社会は必須な仕組みになってしまっていて、広告はオマケでもなんでもなく、僕らの経済メカニズムの一角を占めている。世の中に何があ…

グーグル様信仰について 科学技術信仰と似てる話

で、その前に、そのようなグーグル様信仰について、『ウェブ進化論』は意識的か無意識的かかなり加担しているのでそちらの話をするが、実は、内藤からすると、梅田さんの話は、テクノロジーは本質的に善だ、というような素朴な科学万能主義的匂いがしてなら…

グーグルが広告のためのメディアビジネスでいいじゃない

じゃあ、グーグルが広告のためのメディアビジネス、ではいかんのか? というとそんなことはないのである。内藤の言いたいことは実はココなんだな。ここで、グーグル様も所詮はメディア企業で広告ビジネスで食ってるんだよ、というのが純真なエンジニアから語…