どんな本でもそれなりに意味がある (2004年7月19日)
本って大量に出版されていますよね。だから、どれ読んだらいいの?ということがあると思います。そうした疑問に少しでも役に立てればというのがこのサイトの意図でもあります。
でも、内藤はたくさんビジネス書を読んできて思うんですよね。問題意識を持って書店に行って、役に立ちそうだな、と思って買ってきた本は、大抵はどれも何かしら役に立つ、ということなのです。世の中には煮ても焼いても食えない本当のダメ本もありますが、そんなに数は多くありません。自分の問題意識に響いたのであれば、大抵は役に立ちます。あとは、役に立ち具合の多少があるくらいです。役に立ち具合が少ない本も何かしら役に立つのです。
本をあまり読まない人は、「これ一冊ですべて解決」みたいな本が好きです。でもビジネス書は人生を生きるために読みます。だから人によって読むべき本が違います。時期によっても違う。その人が今どういう問題を抱えているかによって読むべき本は違うのです。そして、人生を変える本ですから、なかなか食いつけない味の本もあります。ゆえに、これ一冊で、とは思わないほうが良いのです。自分を変えていくために、いろんな本をたくさん読むほうがいいのです。
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