ビジネス本マニアックス

内藤による働く人のためのビジネス本紹介サイト⇒自身の30歳の就職活動についても書いたり。10年くらい更新止まっています。⇒「はてなダイアリー」から「はてなブログ」へ移転しました

ホワイトボードは超便利 (2004年7月26日)

bizmania2004-07-22



  写真は内藤宅にあるホワイトボード。横180cm縦90cmの大きさ。考えをメモしたり、整理したりするのに使っている。


  知人に家にホワイトボードを置いてそこに書いてると言うと呆れられる。しかしホワイトボードはメチャメチャ便利なのである。会議でも必須のツールだが、個人で使ってもメチャ便利なのである。


  いや、便利っていうか、これがない状態が考えられない。物事のポイントを整理したり、図示したり、考えを整理するのにホワイトボードを使うとものすごく効率がいいのである。内藤も買うまでは、ホワイトボードによる知的生産性の向上については、内心どうかなあと思っていたのだが、実際に使ってみると想像以上に便利なのである。それまでは、紙に書いたりとかしていたのだが、紙にメモするのがなかなか面倒で、かといってPCにメモするのもいまいち直感的でなく、ホワイトボードに辿り着いた。


  紙の欠点は、小さいことである。保存がそのまま出来るのはメリットなんだが、なにぶんA4では小さい。かといってA3では内藤はどうも使いこなせない。ボールペンで書くと書きやすいが、消せない。鉛筆なら消せるが、消しゴムでイチイチ消してるのは時間がかかるしイマイチな感じがする。思考を整理するには、大きな余裕のある領域に大きな文字でガンガン書いて、自在に消したり書き加えたり出来るといいように思うのだ。もちろん紙ならマインドマップとかノート法もあるけどね。でもそれならホワイトボードでも出来る。


  PCでメモを作る欠点は、いまいち直感的でないことである。画面も17インチモニタークラスでは小さい。綺麗にプリンターで打ち出せるのだが、操作がいまいち直感的でない。タブレットPCで大画面だと違うかなあという気もするが、とりあえず内藤のPCで、階層テキスト管理型のソフトやら、ポストイット型やら、いろいろ試したが、イマイチ、ピンとこない。もしかするともっと凄いソフトがあるのかもしれないが…。


  ホワイトボードだと、迫力の大きな文字で、広い領域に好きなように書ける。しかも、書くなり、違うなと思えばすぐ消せる。書き足せる。しばらく書いたら、一歩下がって全体を椅子に座って眺めてみる。この眺めて考えて、また書き足したり、消したり出来るというのがホワイトボードならではなのである。この便利さは使ってみると分かる。本から学んだことや、思いついたアイデアを書きまくれるのである。


  で、書きまくったアイデアなのだが、これをプリントアウトしたい。本当は電子黒板が欲しいところだ。でも電子黒板で大きなサイズは特に高いのでそれに代わる物がある。ホワイトボードに書いた内容はデジカメで撮っておくのである。書いては撮り、消しては書いては撮り、かなり書いたらPCに読み込み、印刷して保存しておく。


  実は、ホワイトボードに書くメリットは、書いてそれを見るとかなり記憶される、ということなのだが、一応プリントアウトしておくと、後で読み返したりするとまた発見があったりするので、せっかく書いたらデジカメで撮って印刷しておく。そうすると、覚えなければというプレッシャーもなくなる。画像は白黒化してシャープネスやコントラスト調整等をしてやると電子黒板みたいに印刷も出来たりする。画像フィルタ設定を作っておくと簡単に加工できる。


  そんなわけでホワイトボードなのである。ちなみに内藤が使ってるのは、下記の「オフィス・オンライン」で購入したフィルム型のホワイトボード(ボードではなくて薄いフィルムだが)。電子黒板で使われるタイプのフィルムで薄いが頑丈で、壁に貼り付ければそこがホワイトボード化する。しかもわりかし安価だ。ホワイトボード用のペンは100円ショップで売ってるもので十分。消すのは、黒板消しよりも、ティッシュで拭き取ると綺麗に消える。何回か拭いて捨てれば拭き取ったインクも飛び散らない。


  ローコストでありながら、劇的に生産性が上がるツールがホワイトボードなのである。10万円以上予算があれば電子黒板がお薦めだし、それ以下なら、スチールのホワイトボード。一万円以下ならフィルムタイプを壁に貼っても十分ホワイトボードとして役に立つ。電子黒板でなくても、書いたものはデジカメで撮っておけば記録はOK。書いてはカメラでパチリと撮っておく。これで保存もばっちりだ。ちなみにホワイトボードは大きいほうがいい。1テーマにつき、最低100cm×60cmくらいあると良い。つまり低価格の電子黒板だとギリギリかな。大きいと、メインテーマを書いておいて、横でサブテーマとかいろいろ展開していけるので大きいほうが有利だ。



「オフィス・オンライン」ホワイトボードのページ

http://www.office-online.co.jp/products/shop11/wboard_index.html

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